はじめに
太陽光発電を購入して消費税還付を受けられる事はよく知られています。
でも、
本当に消費税分が還付されるの?
戻ってくるの?
疑問に思われている方が大勢いると思います。
サラリーマンであり“事業者“ではないため、どう手続きしてよいものか最初はわかりませんでした。
私はサラリーマンですが、太陽光発電の購入をきっかけに、今回自分で実際やってみました。
本当に太陽光発電を購入すると、翌年に消費税が還付されました。
税務署からの案内を添付しました。
サラリーマンが太陽光発電を税込2,000万円で購入すれば、
支払った消費税は160万円です。
その160万円が消費税還付金としてもどってくる事になります。
今回購入した物件は大きい太陽光発電であったため、添付の金額となっています。
本当にありがたい制度です。
1年分の収益を消費税還付という名にて得る事ができました。
その手順を説明しますので、しっかり消費税還付を受け取ってください。
これから太陽光発電を購入し、売電以外に「消費税還付」をもらいたい方は是非チャレンジしてみてください。
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【もくじ】
プロセス
簡単には、以下の3つのプロセスで終わりです。
①太陽光発電の購入
②3つの書類の提出
・個人事業税の事業開始等申告書 (県税事務所)
・個人事業の開業届出書 (税務署)
・消費税課税事業者選択書(税務署)
③消費税の確定申告
① 太陽光発電の購入
太陽光発電投資物件検索サイトの タイナビ で探せます。また太陽光発電のセミナーを開催している太陽光発電販売会社があるので活用ください。
注意したいのは、ここ数年、太陽光発電販売会社の倒産が多くなっています。
資本金5,000万円を超えるなど財務的に問題のない会社での購入が安心かもしれません。
② 3つの書類の提出
太陽光発電の消費税還付には条件があります。
国税庁HPにある消費税課税事業者選択届書という書類をみると、
「<新規開業>について、届書を提出すれば、開業した日の属する課税期間から”課税事業者”になれます」
とあります。
つまり、太陽光発電を購入した年に、
・個人事業税の事業開始等申告書
・個人事業の開業届出書
・消費税課税事業者選択書
を管轄の事務所、税務署に届けなくてはなりません。
私の場合、12月に購入したため、各種書類の届けはドタバタする事になりました。
因みに、それぞれの届出を受領したかどうかの連絡は先方からはありません。
不安な部分ですが提出できれば良いくらいの理解でよいです。
③ 消費税の確定申告
確定申告の書類に“課税期間分の消費税及び地方消費税申告書”という書類があります。この書類を使って「消費税還付」を申し込めば、「消費税還付」が受けられる事になります。
具体的には国税庁の確定申告作成コーナーより「消費税の確定申告」を作成できます。
太陽光発電所の購入金額/売上(売電)/経費(租税公課、消耗品、減価償却費、管理費用等)を入力すると、税金の計算は自動で行ってくれます。
私の場合、12月末の稼働(売電開始)だったため、発電量を測定する検針の結果は1月末までわからない事から、2017年の売上は”0円”と記載しました(税務署に確認済)。
また、減価償却費については稼働が1/12か月ですので、経費化は僅かなものでした。
国税庁HPで作成した課税取引金額計算表など入力したデータは”消費税および地方消費税の確定申告データ”として自分のPCに保管できます。
太陽光発電の消費税還付の記載方法でわからない事は、確定申告の時期になると税務署が無料で作成のお手伝いをしてくれますので、間違いがないか尋ねることもできます。
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さいごに
太陽光発電所を購入したら、手続きなしで国から“消費税還付”されるわけではありません。記載した手続きをしなければ、国は消費税の還付はしてくれません。
管轄の税務署より、太陽光発電の「消費税還付」支払い通知が届きました。
2,500万円ほどの発電所なので、自分のところに190万円ほどが戻ってきました。
苦労した事もあり、嬉しくありがたいです。
2年間は売電の消費税を納付する必要があるので、売買収入に伴う2年間の消費税40万円ぐらいを納付する事になり、150万円以上がキャッシュフローとして手元に残ります。
今年はさらに2基目の太陽光発電が九州で稼働しました。
2019年も同様に確定申告により「消費税還付」を受け取る事になります。
金持ち父さん 貧乏父さん に倣い経済的自由を得るために、プラン通りに”賃貸アパート”、”太陽光発電”を購入できました。事業として安定させるとともに、もう一つ財布(収入源)を増やすため奮闘中です。
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