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はじめに
片道の通勤時間は1時間30分、30年間頑張りました。
腰が痛い、限界はすでに超えている!
サラリーマンを早く辞めたい!
通勤電車の中で、いつもそうつぶやいていたのを覚えています。
セミリタイアした私から
満員電車の中で同様にお考えの、50代前後の皆様にお役立てできる情報をお伝えします。
下の写真、私の卒業記念です。
50代で早期退職するために、貯金はどれくらい必要だと思いますか?
5000万円とも1億円とも言われています。
生活スタイルの違いにもよりますが、1億円では足りないようです。
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健康寿命を直視する!
はじめに、健康寿命を知っておきましょう。
50才前後だと意識は弱いと思いますが、あとどれくらい健康で十分に動けると思いますか?
健康寿命は、男性72才、女性74才です。
寿命は、男性80才、女性87才です。
50才の人が誰の手助けを受けることもなく、健康的に活動できるのは、あと20年くらいという事になります。
人生を謳歌できる時間はそんなに残されていませんね。
仮に定年(60才)まで勤めれば、健康体で過ごせるのはあと10年くらいです。
気になる退職金はどれくらい?
さて、退職後の生活費のその大部分は「退職金」で賄われると思います。
20年以上働いた45歳以上の退職者の「退職金」をみてみましょう。
(平成30年に厚労省から発表された『就労条件総合調査結果の概要』)
定年退職の場合、大学卒で1983万円、高校卒は1600万円くらいですね。
50代で早期退職する場合、「自己都合退職」と「早期優遇退職」が該当します。
多くの会社で45才以上の社員に対して「早期優遇退職」制度があります。
その優遇制度を活用した50才の早期退職では、
大学卒で2326万円、高校卒で2094万円 になるようです。
大卒で50才の早期退職すると退職金は 約2300万円
私の場合、年収1年分の上乗せ退職金を頂きました。
会社の「早期優遇退職」の上乗せ退職金をしっかり調べておくことをお勧めします。
早期退職に必要な貯金は1億円?
ところで毎月の生活費ですが、ファイナンシャルプランナーの記事を拝見すると、
最低20万円は必要と紹介されています。
これを基準とすると、
50歳で8,000万円
が必要となります。
今度は具体的に計算してみます。
必要なお金はどれくらいでしょうか?
総務省「家計調査年報(家計収支編)平成30年」(2018年)を参考に、
夫婦で賃貸アパートで生活されている場合を想定します。
平均的な生活費ですが、
60才までは毎月33万円、60才からは28万円の生活費が必要なようです。
女性の寿命にあわせ90才まで生きられるとすると 約1億4000万円
50才から59才まで 33万円(1か月)×12カ月×10年=3,960万円
60才から89才まで 28万円(1か月)×12カ月×30年=1億80万円
ちなみに、賃貸アパートでなく持ち家だとすると、約1億2000万円
となります。
入ってくるお金はどれくらい?
65才からの年金が入ります、現状の政策がうまくいけばですが。
年間200万円の「年金」だとすると 6000万円が期待できます。
60才から89才まで 200万円(1年)×30年=6000万円
さらに退職金がありましたね。
期待できるその額は 2300万円
入ってくるお金から必要なお金を引くと
まとめると -5700万円
(1億4000万円-6000万円ー2300万円)
退職金だけでは約6000万円足りませんね。
退職金と貯金で1億円くらいあるとプラスになりそうですが。
「不安な要素(リスク)」を洗い出してみましょう!
・退職金が2300万円以下になる
・年金が200万円に達しない
・年金受給年齢の引上げ(70才?75才?)
・寿命が90才以上になる
上記の1つでも予定外に傾けば、1億円でも足りなくなる事がわかります。
解決策はあります!
お気づきだと思いますが、
1億円の貯金を目指すのではなく、定期的な収入源(ストックフロー)の仕組みを作る事!
定期的な収入を手にいれる事で、貯金の減少スピードはグッと抑制できます。
その収入源にはどのようなものがあるでしょうか?
ソーシャルレンディングは使えるか?
待つだけで、確実に利息を手に入れる方法です。
自分が銀行となりお金を必要な人に貸し(投資)、決まった利息を受け取れる「ソーシャルレンディング」という投資法です。
顧客満足度が一番の”クラウドバンク”では、担保があり(投資したお金が全て回収可能であること)、その利回りは平均で6.99%です。
退職金に貯蓄を加えて3000万円ある人は、ソーシャルレンディングに投資すれば20万円を作り出すことも可能です。
NISAとiDeCo
利益に税金がかからない方法、投資資金を節税する方法などがあります。
・NISA(少額投資非課税制度)/つみたてNISA
株式市場で普通に株式や投資信託などを購入し、その利益や配当金などを非課税にできる制度です。
・iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)
毎月の積立金額となる掛金を設定し、積み立てる個人年金です。
投資した掛金(拠出額)は所得控除されます。
つまり、節税をしながら将来の個人年金を作れる仕組みです。
「コロナショック」が落ち着いたら、配当目的で株式を購入するのも一手です。
ストック収入を作り出す!
ストックビジネスの方法は様々。
例えば、定期購入しているそのサプリメントやマガジン。
それは企業のストック収入なんです。
企業は毎月、確実に特定の人たちからお金が振り込まれる仕組みを作っています。
例えば、会員制の駐車場。
毎月、確実に収入が期待できます。
ストックビジネスであり、同時に”不労所得”も得る方法があります。
・不動産
・太陽光発電
・配当目的の株式投資
配当目的の株式投資は、「新型コロナ」が収束し株価上昇の時点で仕込めば、配当以外にキャピタルゲインも期待できます。
先ほどソーシャルレンディングについて利回り約7%であるとお話しをしましたが、
太陽光発電は利回り10%の投資法です。
退職金の2300万円で太陽光発電を1基購入できます。
1基で年間230万円を稼ぐことが可能です。
毎月20万円のストックビジネスかつ不労所得を最低20年間は作り出せる仕組みです。
(私は、この不労所得で毎月数十万円を手に入れています)
私の体験から
太陽光発電投資の場合、自己資金が300万円あれば、経費や税金を引いてもプラスのキャッシュ(50万円)が期待できます。
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【参考記事】2019年5月の売電収入はビックリでした!
www.fukusunosaifu.com
おわりに
・50代で安心して早期退職を目指すためには1億円では足りない!
・貯金の一部を使い、定期的な収入の流れの仕組みを作り上げる事!
不動産や太陽光発電、もしくはソーシャルレンディングへ投資する事でストックビジネスによる収入を手に入れ、資産を数倍にしながら50代で早期退職はできます。
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はげみになります