54才でようやく、2019年にセミリタイア達成しました。
時間にゆとりが持てるようになり、世の中が以前より良く見えるようになりました。
60才でも退職できず、働き続ける人が85%もいるのが現実。
同世代の人たち、60才になったら定年できるのか気がかりです。
【もくじ】
60才になって15%の人しか退職できない
信じがい数字ですが、85%以外の人はそのまま再雇用で働く事になります。
60才で定年退職した15%の中には、他社への転職や起業(独立)して働き続ける人もいるでしょう。
でも、少なくとも今後の仕事を選択できるステージには達した人たちですよね。
85%の人たちは60才まで何をして過ごしていたんだろう?
私が勤めていた製薬会社では、課長職であれば年収が1000万円に到達していました。
それでも、上のデータのように60才になるとルールでもあるかのように雇用延長を契約し、さらに5年働く人がほとんどでした。
高収入にも関わらず働き続ける彼らの理由は
ほとんど貯金ができていない
だったと記憶しています。
当時の私は40代。
本気で資産を増やす事に取り組み始め、平日の夜や週末は投資セミナーに通いだしたのもこの頃です。
セミリタイアを決めたのは、このような方々を反面教師として見ていた事もあるかもしれません。
連合(日本労働組合総連合会)が2019年12月に行った調査です。
『70歳定年法』が可決されましたね。
その法案への賛成は70%以上いたようです。
70才直前の65~69才に限ると87%が賛成。
そんなに働く事が生きがいなの?
連合が60才以降も働く理由も調査しています。
貯蓄がないため働き続ける選択肢しかない人、80%
連合「高齢者雇用に関する調査2020」
60才の8割の人がお金を作るため(生活の糧)と回答しています。
「生活の質向上」と回答した多くが、現在の生活レベルを下げたくないために収入が必要な人ではないでしょうか。
私の経験と同様、本意ではなく60才以降も働く人がほとんどのようです。
予定年金給付額、22万円
気になる年金はサラリーマンの場合、約22万円
厚労省が発表した年金額(2019年)です。
老齢基礎年金を含む年金は、国民年金・厚生年金は次のようです。
・国民年金 65,008円
・厚生年金 221,504円
(平均標準報酬42.8万円で40年就業し、配偶者は専業主婦)
65才から月22万円、多い少ないはその人それぞれでしょう。
「大病はしない」「車の購入予定はない」「自宅修繕の予定はない」など、全く余分な出費が発生しない人はこの年金額で生活できるかもしれませんね。
でも、生活費以外を加味するとかなり厳しい金額ではないでしょうか。
今からできる事は何か?
仕事が好きで、60才以降も雇用延長で70才まで働き続ける事を決意している人も一握りいるでしょう。
それ以外の人(セミリタイア希望を含)は、今行動を起こさないと体がボロボロになるまで働く事になります。
だから今
貯蓄や投資など、できる事は何かを考えて行動しないといけませんよね!
仮に現在50才だとすると、あと10年あります。
・給与天引きでタマゴ(種銭)を作る
・株価暴落のタイミングで貯金を使いキャピタルゲインを狙う
・週末、本気で副業を始める
・お金の作り方を真剣に学び始める
何でもよいので、まずは行動を起こす事からです。
考えるだけでは、10年後に待っているのは労働の延長契約です。
私にできたんですから、その気があればあなたにもできます。
励みになります。