2020年12月に「労働者協同組合法」が成立し
2年以内に『協同労働』が施行されます。
会社員=労働者(使われる人)
サラリーマンは経営陣の決定に従うだけ。
このルールでない働き方が始まりだします。
出資であり労働者であり経営者でもある。
だから経営にも参画できる、そんな組織です。
3人いれば、認可なく設立できます。
こんな感じ☟
(出典:東京新聞)
始めている団体もあった
朝日新聞が2月8日の朝刊で”ワーカーズコープちば”を事例にそのメリットデメリットを紹介しています。
この会社は”協同労働”の理念で既に活動しているようです☟
ついに法制化された「協同労働」 働き手が話し合い経営:朝日新聞デジタル
”ワーカーズコープちば”は病院清掃からスタートし、現在はデイケアなどの運転受託や職業訓練事業などを行っています。
その地域で必要とされる仕事を必要とする人が担う
それが『協同労働』
協同労働”のメリットを生かすために、組織が大きくなるとエリア制に分割し、労働者が経営に意見を言える組織変更しています。
NPO法人が既にあるけど
現在は労働者協組のような法人形態は存在していません。
近い形態は企業組合やNPO法人のようです。
それぞれとの特徴は
企業組合:営利目的で組合員が自ら出資・運営できるも都道府県知事の認可が必要
NPO法人:労働者の出資が認められておらず、福祉や観光振興などに限定
上の図の『協同労働』の説明を見ると違いはわかりますね。
『協同労働』で労働はどうなる?
この『協同労働』は、新型コロナウイルスの影響で廃業や解雇された人達にとっては朗報になりそう。
労働者自ら仕事を創り、働ける新たな選択肢となります。
これまで培った能力を生かして楽しく働き、地域で必要とされる仕事ができる。
会社に雇われずに主体的に働くことで、働きがいを感じられそうですね。
開業し現在は「個人事業者」となった私。
基本的にみんなで一緒に仕事をする事は性に合いません。
サラリーマン時代に感じました。
成功は自分のものではなく上司やアピールの旨い者が手に入れる。
それがサラリーマンの世界
だから
責任は全て自分が負う、成功の報酬は自分が受ける
今の生き方が、私にはあっているようです。
数名で事業を開始できる『協同労働』
誰からオーナーというわけではないので、気心の知れた仲間で開業するには打ってつけなのかもしれません。
はげみになります