はじめに
セミリタイアして2年。
コロナ禍で外出自粛、毎日の過ごし方を試行錯誤しています。
残りの人生、つまり生きている時間や旅に出かけられる回数などを考えていた時
ふと
定年後の人生の自由な時間が8万時間である事に気づきました。
しかも
定年まで会社勤めした時間も等しく8万時間です。
これからの8万時間、どう過ごすべきか?
【もくじ】
人生後半の8万時間
ざっくりと計算してみます。
社会に出た年齢も、残業時間も人それぞれ。
それでも面白い数字がでます。
定年まで働く時間は8万時間
22才で大学を卒業し60才まで働くと定年まで38年
60-22=38
1年間の土日祝日は平均120日なので働く日数は245日
365-120=245
1日8時間、残業を毎日1時間とすると定年まで8万時間
9×245×38=83,790≒8万時間
定年後の自由時間も8万時間
睡眠時間を8時間、食事3回で3時間、お風呂などその他の時間を1日2時間とすると
1日のうち自由に使える残りの時間は11時間
24-(8+3+2)=11時間
寿命については、男性の平均寿命は81.64才(女性は87.74才(2020年)です。
すると男性の残りの人生は21年
81.64-60≒21
つまり
定年後の自由時間は8万時間
11×365×21=84,315≒8万時間(女性は10万時間)
定年まで会社で働いていた時間と
定年後セカンドステージを楽しむ時間は等しく8万時間
これまで会社で働いていた時間と同じくらいの時間を自由にできるという事です。
多い?
少ない?
この8万時間をどうす感じますか?
ちょっと脱線・・・
「コップの水理論」と言われるものがあります。
水が半分入っているコップがあるとします。
A. まだ半分も残っている
とみる人と
B. もう半分しか残っていない
必ず、この二つに思考は分かれます。
8万時間についても、同様に分かれます。
先ほどの「コップの水理論」を使うと
A. まだ半分も残っている
この思考は物事をポジティブに捉えている人です。
ネガティブなB思考「もう」でなく、ポジティブなA思考「まだ」であったほうが人生は上手くいくと言われています。
ちなみにドラッカーは
コップの中の水が「もう」から「まだ」に変わった時にイノベーションは生まれると語っているのは有名な話。
要は物事を前向きに捉える人ほど、事がうまく運ぶ。
人生楽しく過ごせるって事ですよね。
8万時間と言われてもピント来ない人もいるかと思います。
年に変換したらどうでしょう。
8万時間でピント来ないという人へ
定年後、睡眠や食事など最低限必要な時間を除いた、完全に自由に使える時間は
8万時間。
年に変換すると 8万時間≒9年間
定年後、完全フリーな時間は9年間と言えます。
結構時間があるように思えます。
でも、何か気になりませんか?
81才まで現在のように体が動くわけがないですからね。
健康寿命だと4万時間
先ほど説明したように
男性であれば81才
女性であれば87才
これが寿命ですが、これからもズッと体が自由に動くわけではないですよね。
小さい段差につまづいたり、足腰が弱くなったりするはずです。
そこで、健康寿命を知る必要があります。
健康寿命は、男性は72才(女性は74才)
60才で定年を迎え自由を手に入れたとして、健康に過ごせるのは
定年からわずか12年間だけ。
定年後の自由な時間は8万時間≒9年間でした。
定年から12年間に限って自由時間を考えると5年間
9×12/21≒5年間
人生の後半の自由時間は8万時間(9年分)と長いようですが
健康寿命を考慮すると、残りはわずか4万時間(5年分)
これが自由使える時間です。
おわりに
定年後の8万時間(9年分)
健康寿命を考慮すると実際の残りは4万時間(5年分)
「コップの水理論」になりますが
現実を知り、これからを有意義に過ごそうと考える力
それが大切なんですね。
54才で自由を手にし、他の方より6年分多くのボーナスをもらう事ができました。
しかし
この2年間はコロナの影響で、飛行機や電車やバスを使った旅はできていません。
今は唯一、「ぼっちキャンプ」でストレスを発散しています。
命は有限
あえて人生の残り時間を知る事で、これからの生き方を真剣に考える事ができると思います。
50才過ぎにこれからの自分の人生を考えた時
60才になる私が背広を着ている姿
それは思い描くことはできませんでした。
”短パンにTシャツの自分”がそこにはいました。
今、そのような恰好で毎日を過ごしています。
あの頃の自分の思い、本気だったんだと改めて思います。
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