一般的に
『年収が高い』=『貯蓄が多い』
当然だとうなづけます。
しかし『純資産』はどうかと言うと
年収高い < 年収低い
総務省が発表した「家計調査/貯蓄・負債編 二人以上の世帯」では
”年収が多い人”と”年収が少ない人”では、純資産で逆転が起きているようです。
<もくじ>
「年収350万円」純資産は「587万円」
公開されている最新の総務省発表「家計調査/貯蓄・負債編 二人以上の世帯(H30 年度)」をみると
”貯蓄額” ”負債額” ”準貯蓄額(純資産額)”がわかります。
★年収350万円~400万円
・貯蓄額…962万円
・負債額…375万円
・純資産額…587万円
★年収400万円~450万円
・貯蓄額…911万円
・負債額…555万円
・純資産額…356万円
★年収550万円~600万円
・貯蓄額…1030万円
・負債額…858万円
・純資産額…172万円
★年収600万円~650万円
・貯蓄額…1209万円
・負債額…930万円
・純資産額…279万円
この結果では
★年収350万円~400万円の純資産額…587万円
★年収600万円~650万円の純資産額…279万円
でした。
年収が高いからと言って、必ずしも十分に貯蓄ができているわけではない事実がわかります。
その背景には
収入が高くなると住宅を購入するなど、ローンを組み、負債も増えている影響があるようです。
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純資産を増やす方法
身の丈に合った生活をする事が一番大事ですよね。
別記事で紹介しましたが、年収1000万円では取られる税金が半端ではありません。
サラリーマン生活をしている人は、私もそうでしたが
収入が増えれば、これまで手に入れる事が出来なかった車や住宅などを購入したくなるのもごもっとも。
でも
負債を増やすなら並行して純資産を増やす行動もとる必要があります。
純資産を増やす方法の代表的な対策はどんなものがあるでしょう。
(「年収650万円」でも「年収350万円」でも、取り組む対策は同じ)
☆固定費の見直し
・居住の見直し(家賃を低く抑える、ローンの切り換え)
・スマホの変更(キャリアから格安スマホへ)
・サブスクの見直し(不要な定期購入の解除)
☆税金対策
・ふるさと納税の活用(サラリーマンはこれを最大限活用すべきです)
☆資産運用
・株式や不動産への投資(貯蓄と投資を繰り返す)
私は、少なからず、全ての対策を実際にやってきました。
増やした純資産を投資資金として、不動産投資や株式投資を実践していきます。
株式投資ではありえませんが、不動産投資を行うと税の優遇制度が活用できます。
たとえば
・物件購入費用の経費化(減価償却費)
・家族に給料を支払う(青色専従者給与)
・業務に必要な購入費用の経費化(パソコン、ネット費用、車など)
家賃収入などからこれら全てを差し引いた、残りに対して税金は掛けられます。
そのため
サラリーマンをしながら不動産投資をすると、その節税の効果は驚くほど高いです。