【準富裕層】5000万円でも、老後破たんする人・しない人
はじめに
良く知られている富裕層
資産を1億円以上持っている人たちですね。
金融資産が5,000万(1億円未満)持つ人たちは“準富裕層”と呼ばれています。
野村総合研究所の発表(2020年発表、下記参照)では
準富裕層の全世帯数は342万世帯もいるようです。
つまり、ご近所の
50軒に1軒は準富裕層以上のお金持ちなんですね。
私はFIREのために「ストック収入≒不労所得」を手に入れました。
そのため自己資金を使い、資産が少なくなりました。
2025年を目標に、あらためて私は準富裕層そして富裕層を目指しています。
コロナバブルの波に乗り
米国株式で資産1億円以上の"富裕層"になった人も多いようです。
リスクを取りたくない会社勤めの人は、頑張って”準富裕層”を狙いたいところですね。
夢を壊すようですが
現実を話すと”準富裕層”でも老後はたんするケースがあります。
そのあたり、お話ししたいと思います。
【記事内容】
準富裕層になれる人って
誰でも地道に倹約した生活を送ると、60才定年までには”準富裕層”になれるかというと、残念ながら現実的ではないようです。
ざっくり、年収の平均額は400万円です。
40年間勤めても年収の総額は1億6,000万円ほどにしかなりません。
この1億6000万円は全収入です。
当然ながら、この中からまずは税金や各種保険料、教育費、住宅ローンの支払いがあります。
残ったお金が生活費や教育費となって消えていきますので、給料だけで準富裕層になることは難しいですね。
資産増加に成功した人をみていると
給料の5割~6割を貯蓄に回し、30代半ばで2000万円も作った人もいます。
たぶん、50才までには5000万円に到達し、準富裕層になれる人ですね。
私は、給料やボーナスの4割は貯金と投資に資産を増やしていました。
自己資金を数倍にする事に成功し、セミリタイアする事ができました。
つまり
リスク覚悟で積極的に貯蓄や投資をした人の中に準富裕層になれる人はいるわけです。
「準富裕層」になる方法は?
例外を除いて給料だけでは、ほぼ”準富裕層”にはなれそうにありません。
退職金と貯金の合計だと”準富裕層”への到達が期待できるかもしれません。
平均退職金は約2660万円(大企業、自己都合退職、38年勤続)のようです。
(出典:厚生労働省「令和元年賃金事情等総合調査」)
定年までに、残り2340万円を計画的に貯金ができれば”準富裕層”になる事は可能なようです。
コロナバブルで利益の膨らんだ株を売却すれば、2340万円に到達する人は多いのではないでしょうか。
株のてっぺんは専門家でもわかりません。
売りのタイミング、逸しないでください。
「5000万円」それでも生活できない?
コツコツ貯蓄して、預金と退職金でようやく準富裕層になれたとします。
それだけでも、すごい事ですよね。
一般的な家庭で毎月20万円以上の生活費が必要と言われています。
ざっくりと年間300万円
準富裕層についてシミュレーションしてみます。
条件:かなりの好条件で設定
60才定年・年金200万円・持ち家有り・子供は独立
加えて、旅行・通院・自宅リフォーム・衣服や車購入予定なし
早速、私が作成したシミュレーションをじっくり見て下さい。
人生100年時代に突入する事から、長生きできたケースで見積もっています。
「必要貯金」は4500万円となり、”500万円”しか残りません。
国民健康保険料(夫婦で年40万円)や固定資産税の支払いも必要なため
500万円はすぐ無くなりそう。
また条件設定のように学費、リフォーム、治療費、車の買換えなど考慮していません。
これらのの可能性を考慮すると、準富裕層でも老後破綻する可能性は容易に想像できますね。
「ストック収入」が鍵!
お金持ちと言われる”準富裕層”となったとしても、貯金を食いつぶす生活では老後破綻する可能性があることがわかりましたね。
対策を検討しなければなりません。
条件は先ほどと同じ、毎月の生活費は25万円(年間300万円)のままで
毎年200万円の不労所得を生み出す” 不動産”を手に入れたら、どうなるでしょう。
(細かくは、このあと説明します)
60才定年と同時に、利回り10%の不動産を2000万円で購入したシミュレーションです。
すると、「必要貯金」でわかるように
95才時点で、”2500万円”が残っています。
私は太陽光発電に投資していますが、 利回り10%は太陽光発電であれば可能。
不動産(太陽光発電)購入により、
60才から80才までの20年間、年間200万円の収入が得られます。
太陽光発電の固定買取は20年間は固定です。
ここでは、そこで手放すとして見積もっています。
(20年後も買取価格は低くなりますが、売電は可能)
<参考:投資した太陽光発電の利回りは10%(2021年)>
ざっくりと、表を上から説明しますと・・(簡単版はこのあと説明)
・65才からの年金:毎年200万円
・80才~95才持ち出し:毎年100万円(計1500万円)
60才で2000万円の太陽光発電を購入
・60才~65才持ち出し:毎年100万円(計500万円)
・60才~65才:太陽光発電で年間200万円を確保
・65才~80才:太陽光発電収入の100万円を貯蓄可能(計1500万円)
分かりづらい人のために、もっと単純に話しますね。
簡単にまとめると・・・
・太陽光発電購入費用は2000万円
・80才から95才まで(15年間)の1500万円の出費分を
65才から80才まで(15年間)の太陽光発電の貯蓄(1500万円)で相殺できます
そのため
95才時点で5000万円のうち、まだ2500万円の現金が手元に残っています。
このお金で医療費など不測の事態も対応可能となりますね。
ポイントは”不労所得”!
不労所得を手に入れると「必要貯金」は2500万円となり、
貯金を食いつぶすだけより2000万円が改善できた事がわかります。
これは1例です。
・アパートやマンション
・一戸建て
・配当
これらに投資する事で、準富裕層の破綻は回避できます。
貯金を使うだけから
ミドルリスクである“不動産”や“株配当”などへの投資が必要だと理解いただけたかと思います。
太陽光発電ですが
既にFIT承認取得されたものは20年間、買取価格は変わりません。
早期退職も可能!
準富裕層になれば、早期退職も可能ではないでしょうか。
多くの会社で早期退職制度がありますよね、それを活用します。
早期退職の場合、退職金への上乗せ(基本給の12ヶ月~36か月)が追加されるかと思います。
そのため、60才定年と同程度の退職金を得る事も可能です。
私はこれを活用して、55才でセミリタイアを実現させました。
55才での早期退職を考えてみます。
55才で早期退職し不動産投資を行った場合、先ほどのシミュレーションに加え、
55才から60才までの生活費が更に1500万円(300万円×5年間)が必要となります。
その結果、「必要貯金」は4000万円(2500万円+1500万円)となってしまいます。
早期退職の上乗せ金がなくとも
95才時点で1000万円は手元に残っているので、早期退職は可能ですね。
さらに・・・
「早期退職金制度」の上乗せ金が仮に1500万円あるとしたら、どうでしょう。
55才から60才までの生活費(1500万円)がカバーできるため、60歳定年と同じ条件となります。
いずれにしても
準富裕層になれば、55才でも早期退職が可能となるようです。
早期退職金制度の上乗せ金が1500万円に届かないのであれば、
・退職を1年ずらしシミュレーションしてみる
・早期退職後、節約やアルバイトでカバーする
これでも早期退職は実現できますよね。
太陽光発電や不動産投資を活用すれば、早期退職ができる事が理解いただけたと思います。
50代であれば体力や気力は十分に残っています。
思う存分、人生を謳歌できます!!
こんな風に☟
私は紹介した投資法を実践し、「不労所得」を作り
55才で早期退職できました。
現在、喫茶店や図書館を活用し、ノマド的なセミリタイア生活を送っています。
夕方5時には1日を終え、お風呂上りは夕日を見ながら”至福のビール”を頂いています。
ゆったりとした時間が流れています。
月に1回の「ぼっちキャンプ」を楽しんでいます。
おわりに
”準富裕層”でも、貯金だけで老後を生き抜くのは難しい。
お分かりいただけたかと思います。
ポイントそれは
準富裕層が生活に不安なく早めにリタイアするためには
「不労所得」を得ることです。
「不動産」や「株配当」に投資し資産運用を行い
「不労所得」を得られるプロセスをリタイアするまでに構築する事。
投資により”不労所得”を手にすれば、準富裕層でも貯金が急激に減ることなく、またこれまで通りの生活レベルで早期リタイアができます。
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