サラリーマンなら誰もが憧れる「年収1000万円」。
この大台に乗れると、成功者や勝ち組と言われたりしています。
社会に出た頃、「年収1000万円」憧れでした。
30代後半
運よくその大台に乗れましたが、お金持ちと感じた事はありませんでした。
<もくじ>
「年収1000万円」は10人に1人の時代
「年収1000万円」の人はどれくらいいるんでしょう。
最新(2019年)の年収の状況を見ると☟
(「所得」とありますが税込み所得であり、いわゆる「年収」)
「年収1000万円」以上は赤線から右の黄色マーカーの人たち。
サラリーマンの12%以上の人たちが1000万円大台の給料をもらっています。
昔はどうだろうと10年前(2009年)を調べると12.4%。
「年収1000万円」以上の割合は増えていないようです。
業種による偏りはありますが
10人に1人は「年収1000万円以上」
格差の時代に生きているんです。
”手取り”72%の現実
「年収1000万円」もあると手取りも多そうに思われがちですが、
税制の影響で高収入ほど所得税は高くなります。
例えば、年収400万円だと手取りは約78%ですが、「年収1000万円」だと約72%になってしまいます。
すなわち
「年収1000万円」の手取りは約720万円
稼げば稼ぐほど、税金で搾りとられる仕組みです。
ちなみに
夫婦がそれぞれ「年収500万円」の家庭である「年収1000万円」の方が手取りは多くなるようです。
「年収1000万円」月々の手取り約60万円。
ここから出ていくお金ですが、大台にある家庭はそれなりに支出も大きくなりがち。
例えば、次のような生活だと支出 45万円
住宅費(10万円)、食費(10万円)、教育費(5万円)、交際費(5万円)、光熱費(3万円)、通信費(2万円)、生命保険(3万円)、衣服費(2万円)、車両費(5万円)
毎月残るお金は15万円しかありません。
帰郷や旅行費、あるいは持ち家購入のための資金を考えただけで、ほとんど預金は無くなります。
ところで
「年収400万円」と「年収1000万円」では日常生活を送るうえで大きな違いがあります。
「年収1000万円」を超えると、スーパーで値段を気にしなくても良くなります。
一番良い品(高い商品)を値札を気にせず、手に取る事が出来る!
「年収1000万円」もっと大事な話!
FIREやセミリタイアで成功する人と、先ほどの一般家庭との大きな違いはなんでしょうか?
ほとんどの家庭は収入が多くなった分、ステータスに変化が生じます。
これまでよりワンランク上の製品を欲しがるようになるんです。
例えば、国産車から外車。
教育についても、有名で高額な塾に通わせるようになります。
一方
FIREやセミリタイアを成功する人は、それまでの生活レベルを変えません。
増えた分は貯金・投資に使います。
これが近い将来、決定的な違いを生み出します。
先ほどの「年収1000万円」の家庭でわかったように、毎月多くのお金が残るわけではありません。
私が実践してきたのは、天引きの「強制積立」。
年収が400万円あれば、普通に不自由なく生活はできます。
「年収1000万円」になったその後も、私の生活レベルは殆ど同じでした。
<参考記事>
45才定年制問題、いつ収入が途絶えるかわからない時代ですね。
大手企業ではコロナの打撃を受け、大ナタを振るい、大規模なリストラを開始しています。
『年収1000万』を目指す事、それ自体はサラリーマンである以上正しい選択。
問題は、手取りの使い道
先を見据えて
預金して
投資して
再投資する
その思考が身につかないと、ある日突然路頭に迷う日が来ることになりかねません。
投資家を目指す、私が読んでいる本を紹介します。
投資についてどう考えるべきか、頷けます。
ジムロジャーズの頭にあるキーワードは
中国・ロシア・観光業、そして歴史と哲学を学べ!
まずは『年収1000万』を目指しましょう。
その心がけは必ず年収アップを生み出します。
収入が上がったとき
何のために働くのか?
増えたお金、どう使おうか?
考えてみて下さい。
《早い者勝ち》太陽光発電物件
土地付き太陽光発電の投資物件検索サイト
ココでしか手に入らない物件多数掲載中!