給与400万円以下は55.1%!!資産=貯蓄-負債はどれくらいあるの?
令和元年の平均給与は433万円
その後コロナ禍となり
稼げている業界(IT、ゲーム)と不況ど真ん中の業界(飲食店や旅行)で年収差が更に拡大していますね。
令和2年の「年収」や「資産」について何が起きているのかみていきます。
<目次>
「年収別」構成比
男女合わせた年収別の厚生は以下のようになります
- 100万円以下:8.4%
- 100万~200万円以下:13.8%
- 200万円超 300万円以下:15.5%
- 300万円超 400万円以下:17.4% ・・・
年収400万円以下は55.1%にもなります。
グラフにすると☟
(出典:国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」)
給与400万円をピークにその後は減少しているのがわかります。
サラリーマンの夢『年収1000万円以上』は4.6%です。
業界間で年収はかなり違います。
平均年収を比較すると
ハイテク業界(ソフトバンクG、日本オラクル、ソニーGなど)や
私が勤めた医薬品業界(シンバイオ、第一三共、中外製薬など)では年収は1000万円を超えます。
一方
輸送用機器業界(トヨタ自動車、ホンダなど)では平均年収は700万円台
化学業界(住友化学、日本ペイントなど)では800万円台のようです。
年収400万円台の「資産」
貯蓄が多くても、負債がそれ以上なら純資産はマイナスですよね。
資産=貯蓄-負債
年収400万円台のサラリーマン
本当の資産はどのくらいあるんでしょう?
(出典:総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」)
・年収400万~500万円 資産356万円
貯蓄 911万円
負債 555万円
・年収450万~500万円 資産212万円
貯蓄 813万円
負債 601万円
「貯蓄」について
預貯金(普通預金、定期預金、生命保険)のようです。
有価証券(投資)はそれぞれ80万円ほど。
アベノミクスの恩恵は受けられなかったみたいですね。
「負債」について
ほとんど住宅・土地に関連しています。
「投資」を考えないと!
コロナバブルが弾けそうですが、それでも日経平均は27,000円まで回復しています。
ウクライナへのロシア侵略情勢によってはさらに暴落するかもしれませんけど。
せめて3年前(2万円前後)インデックスを購入していたら、現在では大きな含み益があったでしょう。
年収が少なくても一定額を常に貯蓄に回し、来るべき投資チャンス(株価大暴落)で優良株を破格値で購入すれば、人生の逆転も期待できます。
どこかで勝負をかける
その意気込みは無くしてはいけないと思います。
参考にしていただくとうれしいです☟