「成功と勤勉」の間に相関関係はない！
いきなりこう言われると、体調が少々悪くとも懸命に仕事をこなしているサラリーマンは腹立つと思います。
しかし、実際には
一般の人より労働時間を減らしゆったりしたペースで働く事が精神面でも経済面でも
豊かな人生を実現させる鍵のようです。
理由は：
一般の人は生計をたてることに忙しくお金を稼ぐ余裕がないから。
多くのサラリーマンは満足感の得られない仕事をこなす事でいっぱいいっぱいです。
退社する頃には気力も体力も使い果たしガス欠状態で家路に向かいますよね。
ストレスが今より少なくお金になる手段を探しだす意欲さえ湧きません。
数年前までサラリーマンだった私の事です。
アーニーゼリンスキー氏の著書も参考になりそうです☟
この本を読んでみて感じた事を私見を交えてお話します。
勤勉は美徳 そう主張される方もいます。
勤勉で誠実なことは人として大事なこと、それはゆるぎない事実です。
でも
結果が伴わない努力、それは空しくやりきれないものです。
長時間拘束される労働より、創造力を発揮し労力の少ない手段の方が
精神的にも満足感をもたらす事は誰でも想像できますから。
本から私が得た教訓は・・・
・長い時間一生懸命に働いてもやるべきことが間違っていたらなにもならない
・どうでも良い事に無駄な時間を費やさない
そうすれば本当に重要な事だけが残る
・成功と幸せを望むなら
成功とは？幸せとは？この2問をつねに心に持ち続ける事
・成功を手にするには努力は必要だが
世間の人たちと同じ時間と労力を注ぎ込む必要はない
柔軟な発想やひらめきで成功の階段を数段飛びで上がる事もできる
・チャンスを活かすためいつでも対応できる準備が必要
最大の武器である想像力を常に最高の状態に磨いておけば
それだけ多くのチャンスに恵まれる
とくに青字で示した2つを私は大切にしています。
どうでも良い事をしないために”To Do List”を毎朝作り優先順位をつけます。
重要かつ急用な事項から取り組み、結果的にどうでも良い事はListから削除。
無駄な時間を少なくできます。
成功、つまりは自分が本当にありたい姿を常日頃から頭に浮かべ
そこに到達できる手段を考えるようにしています。
これを習慣にするのは難しいですけど。
私がFIREできたのは54才の時。
すさまじい心の葛藤がありました。
ワーストシナリオでも食うに困らないプランが手元にはありました。
サラリーマンをやめる事、労働しないことへの後ろめたさや罪責感が頭をもたげ
何度も辞表を出す事をためらいました。
私の体験を交えると
目標をビジュアルに数字で表現し
そのゴールに到達するための手段を常に探すことが大切だったように思えます。
他人より努力しているから報われる？
それは可能性が高いだけ。
その取り組みが間違っていてはゴールへは遠回り
場合によっては全く意図しない場所に行き着くかもしれません。
自宅のベランダで星を眺め、帰宅途中のコンビニで買ったビールを飲みながら
やろうとしている事、進んでいる方法が正しいか修正は必要ないか
自問自答した事を懐かしく思います。
