はじめに
初めて不動産(アパートやマンション)を購入する事を検討した時、全く知識がないため、何から始めればよいのかわかりせんでした。
この記事を読まれている方には、私がかつてそうであったように、
わからない事が何なのかがわからない状態
の方がいるかと思います。
あれから3年がたち、無事一棟アパートと太陽光発電を購入し、事業を開始しています。
これから不動産購入をお考えの方に、不動産の導入として情報を提供します。
【もくじ】
まず何から始めれば良いか
街の本屋さんに行くと、不動産関係の本のコーナーがあります。まず自分にあった簡単に書かれた本を探してください。
不動産の種類とか、購入のプロセスや税金について記載されたものが良いです。
インターネットからも情報は簡単に得られますが、体系化され一通りの情報が記載されている事で、いつでも知識の再確認ができますので、私は本の購入をお勧めします。
数冊で十分です。
ほとんどが、同じ内容を更に細かく書かれた本や、不動産(アパート)経営の一部をクローズアップしたものになります。
例えば、「旗竿地(はたざおち)」と言われる形状の土地のメリット・デメリットなどが細かく紹介された本もありますが、不動産の導入時にその知識は不要です。そうでなくとも、いずれ何かの機会で目にします。
不動産購入の勉強をしながら、必要に応じて新たに購入すればよいのです。
本を読んだら、次はその理解を深めるために無料セミナー(不動産会社が開催しています)に参加し、知識を深めて下さい。
本で何となく理解した事をセミナーで確認します。不動産の分類や違いを勉強し、自分の投資スタンスを決めていきます。
有料のセミナーもありますが、無料セミナーでまずは十分です。
マンションやアパートや戸建のセミナーに参加しているうちに、メリット・デメリットがわかり、その中で自分はとれるリスクや自己資金との兼ね合いで概ね購入対象が決まります。
私の場合、不動産のセミナーに参加して、不動産の1つとして太陽光発電も事業となりえる事を知り、投資する事に決めました。
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不動産の種類
さて、不動産には大きく3種類があります。
・マンション、アパート、戸建(こだて)
アパートは一棟購入となります。
一方、マンションは
・一棟購入、区分購入
の2つあります。区分とは一部屋だけ購入する事です。
また、いつ建てられたかによって
・新築、中古
と分類分けされます。
この組み合わせの中で、自分に合った物件を探す事になります。
最近、シェアハウスが世間を賑わせていますが、一棟物件の1つです。
部屋のスペースがマンションやアパートに比べ狭く作られ、またトイレやシャワーを共同で使うため、建築費用が安くなるメリット事があります。
またその分家賃も安く設定することになります。
土地はもってないけど
私もそうでしたが、ほとんどの一棟アパートの購入予定者は土地は持っていません。
不動産を購入する際、業者が土地の購入か建設までを行ってくれますので、私たちは選ぶ事になります。
頭金については、ある不動産の説明では70%以上の不動産購入の方の収入は300万円以下のようです。高額所得者だけが不動産投資する時代ではなくなったようです。
新築アパート物件の一番のメリットは、販売会社に「10年間の瑕疵担保責任」がある事です。建物の基礎部分の不具合など全て販売業者の責任になるため、大家さんにとってはありがたい制度です。
購入先は都市?地方?
「表面利回り」だけに注目すると、都心より郊外や地方が断然良いです。
これは購入される方のスタンスによります。
良く失敗事例で紹介されるのは、郊外の大学生を当てにしてアパートを購入したが、大学は都内に移転したため、空室が多くなったことです。
人口減少に伴い、大学は都心回帰を加速させています。
学生だけを対象にアパート購入を考えてはいけません。学生のほか、周辺に工場があり、そこで働く人の入居が期待できるなど、複数の方を対象とした運用を心掛けた方がよいと考えます。
その他、競売物件を購入した方で、部屋のゴミ処理のため多額の支出が必要になった失敗例がネットで発信されたりしています。競売物件は不動産事業を開始して2,3年の者が手を出すような物件でないと思います。
本で学び、セミナーで理解する。
そこから始めれば、一棟アパート(不動産)に関して自ずと知識は習得できます。
さいごに
・まずは、不動産に関する簡単な本を数冊読んでみる
・無料セミナーに参加し知識を深める
・自分にフィットとした投資スタイルが決まったら、アパート販売会社に紹介を依頼する
励みにしています