はじめに
不労所得を得る目的で太陽光発電を購入して、1年が経過しました。
産業用太陽光発電(50kw)を千葉と宮崎に購入し売電収入を得ています。
昨年の売電収入を紹介したいと思います。
追記:太陽光発電のおかげで、私はサラリーマンを卒業する事ができました。
ところで、
売電価格ですが、2019年は14円となることが決まりました。
今後も更に安くなる事は決まっています。
事業性について知りたい人、太陽光発電の購入を検討されている方は、私の経験を参考にして頂ければ嬉しいです。
【もくじ】
メディオテックさんは2018年販売実績1位を獲得!
|ついに14円に
太陽光発電の売電価格に関する記事を紹介します。
「再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)」の買取り価格ですが、調達価格算定委員会という聞き慣れない会議が2019年1月に開催されています。
10kW~500kW未満の事業用太陽光発電の買取り価格を、2018年度の18円/kWh(キロワット時)から4円引き下げ、2019年は14円/kWhとする方針が示されました。
50kW未満の産業用太陽光発電の買取り価格は、2019年は14円という事です。
日経記事(www.nikkei.com)
2012年からの太陽光発電の買取り価格をグラフにしました。
キレイなくらいに確実に安くなってきているのが一目瞭然ですね。
|買取価格の今後
さて、先ほどの算定委という会議では、長期的なコスト目標も見直されています。
新目標ですが、買取り価格は
2022年には8.5円/kWh
2025年には7円/kWh
に設定されるといわれています。
なぜここまで買取り価格を下げないといけないの?
その理由の1つは、一般家庭の電気料金への上乗せ負担の軽減のためです。
更に、太陽光発電の設置費用が安くなってきていることもその理由です。
太陽光発電システム費用は、太陽光パネルやパワコン、架台など、発電所に必要な機器とその工事費用が含まれています。
2018年に設置された10kW以上の案件のシステム費用の平均値をみると、28.6万円/kWです。
低圧(50kW)太陽光発電に当てはめると、建設費用はざっくり
50x28=1400万円
その他土地代などがありますが、それ以上については販売業者のほぼ儲けです。
2000万円程で販売されている太陽光発電ですか、販売会社はかなり儲けているなと思います。
販売後は、管理費用や土地のレンタル代で20年は稼げるビジネスモデルですので、販売会社が乱立するわけですね。
|太陽光発電の事業性は?
有りますよ。
先程説明しましたように、2012年に40円で始まった電力の買取価格は2019年は14円の買取り価格となります。
しかし、今後も利回り“10%前後”で太陽光発電は販売されます。
太陽光発電の普及により建設費用は更に安くなりますし、販売会社の利益は適切なものになっていくと考えられます。
また、太陽光のパネルの発電率は日々向上しています。
2000万円(買取り価格14円)の太陽光発電の場合、過積載と言われる手法で太陽光パネル枚数を増やし、200万円程の収入(利回り10%)が今後も可能です。
一方、同じ2000万円の太陽光発電でも、買取り価格が32円や27円がまだ販売されています。
販売会社にとっては、買取り価格が高い分パネル枚数を節約できるため利益になります。
投資家にとってはどうでしょう?
過度な過積載を避けられるため、パワコンへの負荷が少なくなり、より安定した事業運営のメリットがありますね。
太陽光発電に負荷なく稼働を考えている方は、買取価格の高い太陽光発電が良いです。
利益ができることは重要です。
それに、原発に頼らない自然エネルギーの普及に、少しでも貢献できることが大きいと私は考えます。
|1年目の売電収入
1年目の売電収入の結果です。
シミュレーションの95%達成!
100%を期待していたので少し残念です。
しかも2基とも同様な結果です(販売会社は違います)。多分、日本の他の地域も同様ではないでしょうか。
異常気象と8~9月に例年の2倍の台風が上陸接近したのが主な原因と考えます。
宮崎の発電所の2018年の売電グラフを添付しました。
注目は9月です、山が急に低くなったのがわかるとかと思います(シミュレーションの80%程度)。
9月は宮崎に3個の台風が上陸接近しました(千葉も同様な山を描いています)。
では、どちらが太陽光発電に適しているかとなると、
宮崎に昨年は軍配があがったようです。
九州は出力抑制が発生しますが、「休業補償」が保険適応されているので、そこは問題ありません。
昨年、秋に3 時間の出力抑制を経験しましたが、思ったより多くの保険が受け取れることに決定しました。
太陽光発電の見込み収入は、
シミュレーションの95%
コンサバティブに見積もるのであれば、
シミュレーションの90%
に設定すれば、確実性のある事業が可能です。
【関連記事】2019年1月の結果です。
|魅力とは何か?
多くの関連情報を既にお持ちの方と思います。
・安定収入(20年間の固定価格買取制度)
・空室リスクゼロ(晴れの場合)
・インカムゲイン
不動産(一棟アパート)を所有して思うことですが、太陽光発電は毎月手元に残るキャッシュ(インカムゲイン)が期待できます。
同額を不動産に投資した場合、真のキャッシュフロー(毎月手元の残るお金)は太陽光発電がかなり多くなります。
(売却時のキャピタルゲインは不動産の方が期待できます)
|早期退職できるか?
可能です!
ほとんどの太陽光発電は利回り10%で販売されています。
利回り10%の2000万円の物件であれば、毎年200万円の収入が入ります。
経験から、この条件であれば160万円の真のキャッシュフローが期待できます。
そのため、全額を自己資金で購入する場合、同様の物件を2基持てば年間320万円は手元に残ります。
つまり、4000万円の自己資金があれば、年間320万円の利益を得る事が可能です。
私は太陽光発電の購入には<タイナビ>を活用しています。
投資家がこぞって無料登録→土地付き太陽光発電投資物件検索サイト【タイナビ発電所】
|さいごに
・売電収入は毎月70%~140%のブレがありますので、一喜一憂せず年間の収入を意識します。
・これから暖かくなります、日射量が増え太陽光発電が稼ぐ季節となります。
老後資金を稼ぐために「ひなた発電所」を購入する人が増えていることを
ご存知ですか?詳しくはこちら
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