産業用太陽光発電に適地は【宮崎】、2基を比較してみると安定している気がする
はじめに
産業用太陽光発電への投資を考える時、
一番適した地域(都道府県)はどこだろう
誰もが考えますよね。
私も同じように悩みましたが、
・千葉県(自宅は関東)
・宮崎県(故郷近く)
で2つの太陽光発電を購入しました。
今回、過去の日照時間データを見るとともに、 稼働して約2年となる2基の太陽光発電について、どちらが適した土地なのか一度評価したいと思います。
これから太陽光発電の投資を考えている方は参考にしてください。
【きじ】
日照時間が一番長いのは山梨県
気象庁発表の30年間のデータをまとめたものです。
日照時間の長い県はより赤く示されているので一目瞭然ですね。
順位をつける事に意味があるのかは別として、このデータからわかる事は
山梨県、高知県、宮崎県、群馬県、静岡県・・・
となっています。
山梨県の隣県である群馬県は日照時間が上位にランキングしていますが、長野県はそうでもありません。
データを基に考えると、山梨県の周辺(中部地方)での購入が理想的となります。
因みに、2013年の気象官署別の年間日照時間ランキングで(気象庁のデータ)では、
1位 (和歌山県)
2位( 山梨県)
3位 (高知県)
4位 (宮崎県)
となっており、30年間平均と同様な結果なっています。
太陽光発電登録件数が一番多いのは宮崎県
では、家庭用を含めた太陽光発電の登録件数は山梨県が一番多いかというとそうではありません。
このデータから、宮崎県が一番太陽光発電の登録数が多い事がよくわかります。
宮崎県、高知県、熊本県・・・
この順番は毎年大きく変わっていません。
とくに、宮崎県は太陽光発電に力を入れていることが登録件数が多い理由です。
県の行政、メーカー、大学の産官学の連携による、太陽エネルギーの活用に取り組んでいる事が背景にはあるようです。
そのため、
<日照時間の長さ>と<太陽光発電の登録件数>に相関がみられるわけですね
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晴天のある日<宮崎>と<千葉県>の発電量
2019年11月6日
この日は、久しぶりに日本全国が晴天に恵まれました。
天気を見る限り、宮崎県と千葉県は雲のない晴れマークでした。
この条件で2つの地域の発電量を比較してみます。
太陽光発電は規模の違いがあり、最大発電能力は千葉県>宮崎県となります。
<宮崎県>
この日、193kwh発電しています。
<千葉県>
同日の千葉では、174kwhの発電となっています。
2つの地域を比較すると、
11月に入ったこの時期、天気が同じであれば<千葉県>より<宮崎県>の方が発電量が多い事がわかります。
今年もあと2か月ほどです。
昨年の発電量を基に年間発電量を推定すると
<宮崎県>は昨年に近い数字が期待できそうです。
一方、
<千葉県>は”梅雨明けの遅れ”と”2個の台風直撃”など、年間で一番発電が期待できる時期に度重なる自然災害を受けました。
そのため、千葉県の太陽光発電は現時点で昨年の発電量には届かない事が明確となってしまいました。
<千葉県>は夏場に稼ぐ地域!
老後資金を稼ぐために「ひなた発電所」を購入する人が増えていることを
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おわりに
毎日毎年、天候は変化しています。
例えば2019年であれば、
東日本、特に【千葉県】は梅雨明けが7月末までずれ込み、9月と10月は台風が直撃、更に10月は半日で一月分相当の雨に見舞われるなど、散々な年になっています。
では、来年も同様な事が起きるだろうから【千葉県】は太陽光発電には適地でないかと言われると、それは誰もわかりませんよね。
過去30年の <日照時間ランキング>を見る限りでは、太陽光発電の適した地域は
【山梨県】周辺か【宮崎】で間違いではないでしょう。
自分が管理可能な近隣で太陽光発電を購入するか、データに基づいた”日照時間”で地域を決めるかを天秤にかけ判断されれが良いかと思います。
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