「コロナバブル」に乗れた人の中には
自己資産を2倍~数倍に増加させ、富裕層(億り人)になれた人も珍しくありません。
自己資金5000万円⇒1億円
自己資金2000万円⇒1億円
こんな感じですね。
あえて、ここで警鐘を鳴らしたいと思っています。
【きじ】
同年代の資産はどれくらい?
出典:https://tokubai.co.jp/news/articles/3041
いつの時代も、他人の懐具合は気になりますよね。
30代 529万円
40代 694万円
50代 1195万円
ずば抜けて資産を持っている人を除くのであれば、中央値が参考にはなります。
いずれにせよ
30代~50代の資産は1000万前後という事のようです。
株式投資で1億円を達成した人は、その10倍以上の資産を有している人たちなんです。
資産の格差、この数年で更に加速化しているようです。
NYダウが止まらない
私が米国株に投資していたのは2010年代の前半まで。
振り返ってみました。
2010年頃、米国株は13,000ドルは超えないだろうと言われた事がありました。
それまで数百万円を米国株に投資していましたが
2000年~2012年の間
見ての通り10年以上、NYダウは停滞しています。
2011年3月でも12,000ドルくらい。
しびれを切らし、この辺で終わりだと判断し全てを手放しました。
その後、2013年頃から上昇が始まっていますね。
投資とは、こんなものです。
そのまま保有していたとしましょう。
直近のNYダウは32,862ドル(2021年3月18日)
2.7倍以上の資産になっていました。
タラレバですね。
長いスパンで見なくても
最近5年間のNYダウを見ても上昇している事は一目でわかります。☟
コロナショックの2020年3月の底値周辺で株式投資を始めた勇敢な人もいるでしょう。
株式投資の知識は全くない人でも、たまたまその時期に投資していたら
わずか1年の間に資産が約1.8倍になってしまっています。
自己資金5000万円⇒1億円
わずか1年で<富裕層>にジャンプできた人達も多くいるでしょう。
問題はココからなんです。
<逆イールドが警鐘をならす>
実力か幸運か?
SNSやブログを見ていると、自分が株や暗号通貨の天才であるかのような主張をしている方々を多く目にします。
浮かれているのかもしれませんけど。
本当に実力ですか?
私と同じ間違いはしないでほしい。
昔、ITバブルの頃の話です。
細かくは覚えていませんが、IT関連の2銘柄で1日で50万以上の含み益を体験したことがあります。
(ビギナーズラックと呼ばれるもの)
当時はサラリーマン
翌日の株価を見て、興奮した事を鮮明に覚えています。
まだまだ上がるに違いない!
根拠のない自信が台頭し、何度も高値掴みをさせられ
結局
普通自動車を購入できる含み損を抱えてしましました(未だに塩漬け)。
アホでした
株は現金に換えて初めて自分の資産
当たり前ですが、痛いほど知らされました。
画面上の金額、全て自分の資産ではありませんから。
しっかり、20%の税金が引かれます。
50代でセミリタイアできましたが、謙虚な気持ちで資産運用をしていれば、もっと早く自由を得られたと後悔しています。
失敗をその後の教訓にできた事は大きな財産ですけど。
他人の失敗を疑似体験し血肉にできれば
FIREやセミリタイアまでショートカットできますよね。
同じ轍を踏まない事をお祈りします。
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