政治家のお手上げ発言といえば
「老後2000万円問題」
こういうことですよね。
自助努力しなさい!
政府は面倒見切れません!
定年世代である60代
周りの人達はどれくらいの資産を準備できているのか気になります。
60代で「貯蓄2000万円」クリアする世帯はどれ程いるのか | LIMO | くらしとお金の経済メディア
【きじ】
3割は2000万円以上みたい
60代世帯の貯蓄は
2000万円~3000万円の世帯・・・13.3%
3000万円以上の世帯・・・19.6%
つまり
2000万円以上の金融資産を持っている世帯は 32.9%≒3割
退職金等もあるはずですが、思った以上に少ない気がします。
ちなみに
この調査での平均資産は1745万円
この数字は高額資産の世帯が平均値を引き上げているため、より現実世界を反映する必要があります。
中央値は875万円。
つまり
60代世帯では875万円が標準だとわかります。
本当に2000万円も必要?
2000万円が足りない根拠と試算はこうです。
60才代の夫婦で年金だけを収入源とした場合で
収入(年金):20万9198円
支出(主に食費):26万3718円
毎月の赤字=約5万5000円
老後を30年として
だから
2000万円足りませんとなります。
ところで
支出分については、居住費は「1万4000円」で設定されています。
介護費用は「0円」で設定。
アパートを借り続けるとしても1万円台の部屋はそうそうはないでしょうし、ピンピンコロリでない以上誰もが介護の必要性に迫られます。
だから
2000万円は最低必要な費用で、2000万円あれば良し
ではなく
3000万円でも1億円でも少しでも多くの資産が必要となります。
また
年金は毎月20万円とされていますが、これは現在の年金受給者の話。
私(50代後半)の年金予定額から推測してみると
現在50代の人であれば、大企業に30年以上勤める年収1000万円以上の人でないと年金を毎月20万円以上受給する事は難しいと思います。
結局、資産運用だのみ!!
豊に不安なく暮らすには2000万円でも足りそうにないようです。
希望する老後資金との差額を埋める必要がありますね。
冒頭で話したように、政府はお手上げのため自助努力を求めています。
結論は
親の遺産が期待できる一部の人を除き
若い段階から、貯蓄や投資で資金を運用するしかありませんね
もしくは
「定年70代」にしがみ付き、命が尽きるまで働く覚悟を持つこと。
他人ごとだと考えていると、あっという間に自分がその年齢に近づきます。
2021年7月、NYダウは過去最高の株価です。
日本もおこぼれをもらい、さらに日本銀行が紙幣を刷り続け、株購入で株価支えているため、コロナ打撃の実経済を無視したバブル経済となっています。
これから株式市場に参入する人は、良いカモになりかねません。
まずは
給料の2割でも3割でもよいので、強制的に積み立て貯蓄をする事から始める。
それが良いように考えます。
はげみになります