はじめに
会社員を辞めると、年金保険料(16,410円)は、60才まで自分で支払う必要があります。
年金保険料の支払い額は馬鹿にはなりません。
退職後、”離職票”を持参し区役所で年金支払いの手続きを終えていました。
1か月後に、年金機構から請求書が届きましたよ。
(ちなみに、年金保険料は一律同額、年収は関係ありません)
【きじ】
いくら払ったか?
会社員の場合
会社員でいる間は、本人は2号保険者となり会社が半分は支払ってくれています。
配偶者は3号保険者となり、本人が支払う必要はありません。
早期退職の場合
7月に完全退職したので、今年度分として、
7月から来年3月まで、9ヵ月の支払いが必要でした。
夫婦2人分払うため、
16410円×9か月分×2名=295,380円
8月以降は一括前納ができるため割引があり、実際には
292,400円
と3,000円ほど安くなりました。
早期退職前に見積もってはいましたが、
年間で1人約20万円
2名で40万円はやはり負担は大きいですね。
支払いですが、郵貯や大手銀行、信用公庫、農協など幅広く可能です。
ネットでの支払いもOKです。
年金を安くできないか?
・免除
年金保険料には免除や減額、納付猶予制度があります。
早期退職して収入がないなど、事情があれば支払う額を減らしたり全額免除も申請できます。
当然ですが、その分年金は少なくなります。
”追納”という制度もあります。
10年内であれば、免除分を支払う事で満額の年金がもらえます。
・2年分一括で口座振替
年金保険料を少なくする方法で一番良い方法は「2年分一括口座振替」になります。
来年度からは割引率の最も高い、「2年分一括口座振替」にする手続きを郵貯で行いました。
この場合、1回で379,640円を支払う事になります(夫婦で約80万円)。
割引額は15,760円で、1人1か月分の年金支払いが免除された計算になりますね。
支払う口座ですが、夫婦で別々に申し込み必要はありませんでした。
私の口座から家内の年金保険料も支払う事が可能でした。
年金の割引額についてはこちらを年金機能を参照してください。↓
・クレジットカードで一括
手続きを全て済ませてから気づいたのですが、
クレジットでも「2年一括支払い」ができました。
クレジットのポイントが貯まるので変えようとも思いましたが、
クレジットカードの場合、「2年間一括支払い」の場合でも”現金納付”扱いとなり、14,520円の割引率にしかなりません。
口座支払いに比べ、1,200円ほど損!
手続きは、年金機構のホームページから申請書類はダウンロードできます。
でも、改めので手続きも面倒なので止めました。
先ほど本年度分292,400円を支払った事をお伝えしましたが、
支払いは”Pay-easy”を活用しました。
24時間いつでも税金等の支払いが可能が優れた機能です。
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行など大手の銀行であれば、ネットバンキングを使って、手数料0円で銀行のネットから支払う事ができます。
”Pay-easy”は毎月、半期、前期支払う場合も活用できます。
請求書が届いて自分で支払いたい方は、年金保険料を”Pay-easy”で支払う選択肢もあります。
2020年の年金保険料
2020年4月からは、年金は
16,540円
と100円以上、更に上がります。
現在55才、
あと5年間、年間約40万円を払い続けなければなりません。
早期退職する前に、しっかりと「年金」と「健康保険」の支払い額について見積もっておきましょう!