はじめに
定年まで会社員を続けるつもりですか?
定年まで働き続ける事が普通だと思い込んでいませんか?
十分な貯蓄があっても、やはり定年まで働くのでしょうか?
海外では、「物より時間」を大事にしたい20代30代の若者が「Fire ムーブメント」を目指しています。
そのために年間支出の25倍の貯蓄に励んでいるようです。
【もくじ】
日本では定年後も働くのが普通なのか?
私が勤めていた会社では、定年後もほとんどの人が再雇用制度を活用し、同じ職場で働いていました(昨日までの部下が今日から上司です)。
ある調査によると、定年後も4割(5人に2人)が働いているようです。
男性に限ると5割以上が定年後も働き続けているようです。
主な理由は
年金だけでは生活ができないから
この方々は定年を迎えるまで貯蓄や投資なりで、自分なりのライフプランを考えていたのだろうか?
疑問に思います。
このままボッとしていると、あなたも定年後は働くことになりますよ。
Fire ムーブメントって?
海外に目をやると、2000年ころから“Fire ムーブメント”と呼ばれるリタイアを選択する若い人たちが増えだしています。
「FIRE」とは、“Financial Independence, Retire Early”の頭文字をとった言葉で、
“経済的に独立して早期退職をする生活スタイル”の事を言うようです。
特にIT企業関連に若者に多い生き方です。
“早期退職”と言うと、株式投資や不動産投資で成功し定年を待たずにリタイアして、悠々自適な生活を送る人たちを想像しますね。
一方
“Fire ムーブメント”の場合、20代の早い時点でゴールの決め、目標金額を達成したら、経済的に自由とともに人生を楽しむ姿のようです。
20代30代ですので、思う存分人生を楽しむ事が可能ですね。
ポイントは年間支出の25倍
“Fire ムーブメント”の基本的な必要資金の考え方は、
・年間生活費の25倍を貯蓄目標に設定する
・資金を年間4%ルールで運用する
この方法であれば、貯蓄を取り崩すことなく生活ができるというものです。
具体的に説明すると、
年間支出が240万円の人は、その25倍は6000万円となります。
この資金6000万円を年間4%で運用できれば収入は240万円。
貯蓄を減らすことなく生活を維持できますね。
運用利回り4%をどこで手に入れるかが重要です。
また、持ち家なのか賃貸なのか、子供の教育費など個々で事情により変わりますよね。
FIREは2通り
大きく2つの手段があります。
Lean FIRE:
とことん生活を切り詰めて、目標金額を下げる人スタイルです。
ミニマリストが多いようです。
車を手放す、都会から田舎へ移住するなどで年間支出を下げ、目標金額を押し上げる事でFireムーブメントを目指します。
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Fat FIRE:
現在の生活レベルを維持しながらFireムーブメントを目指すスタイル。
このタイプは収入を更に増やし貯蓄や投資に励み、必要な資産を早く増やすタイプです。
高収入の人に多いようですが、全体の10%以下でメジャーではないです。
Barista Fire:
最近もう1つFireのタイプに分類されたものがあります。
早期退職後、健康保険目当てや収入の微増を期待してフルタイム以外の仕事(パートなど)をするスタイルを呼ぶようになっています。
セミリタイアですね。
あなたはどのFireを選択しますか?
太陽光発電は利回りは10%以上です。
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自分軸をどこにおく
日本の早期退職のイメージより、もっと若い20代や30代で経済的に自由を手に入れ、リタイアするタイプが“Fireムーブメント”と言えそうですね。
一生働き続けたい方を除いて、
・人生の早い時点で、自分のリタイア後のありたい姿を描く
・リタイアに必要なお金を見積もり、ゴールを目指して貯蓄や投資(不動産含)に励む
そうすると、毎日を有意義に楽しく過ごせませんか?
5時を過ぎ、なんとなく同僚と赤ちょうちんへ寄って、上司の悪口などで憂さを晴らすより、もっと大事なものが見えてきませんか?
はげみになります