はじめに
「新型コロナウイルス」の市中感染拡大が止まりませんね。
4月9日は639人の新たな感染者がみつかり、10日時点で6000人超となりました。
下図(1日の発生数)を見ても、4月6日は242人ですので3日間で2倍(639人)になった事がわかります。
緊急事態宣言が発動されましたが、カラオケやイベント開催に加え、バーなど夜営業が自粛要請で追加されたくらいですので、効果は限定的だと思います。
未だ居酒屋の営業が認めれれています。
新たな感染源になる可能性が大きいのではないでしょうか?
床屋も自粛要請対象ではありません。
昨日、美容院でもクラスターが発生したようです。
床屋へ行くのは、自分の命を危険にさらす可能性がありますね。
この「新型コロナ」が去った後、その影響について考えてみました。
【きじ】
働き方が変わる
政府が中心となり、感染予防として”在宅勤務”を企業に要請していますね。
昨年まで30年近く勤めていた会社(一部上場)はフレックスの導入の検討もなく、残業代を請求できたのは1回だけでした。
そのような古い体質の会社でさせ、今回の「新型コロナ」では都内の社員は在宅勤務を命じたようです。
工場など現場でなければ作業をできない職種は別として、デスクワークの多くは自宅でも可能です。
当然問題はあります。
”ネット関連のインフラの整備”や”部屋の確保”などなど。
「新型コロナ」がターニングポイントとなり、5Gの本格的な開始も功を奏し、”在宅勤務”が普通になる時代が前倒しするのではないかと考えます。
リストラの嵐が待っているけど
「新型コロナ」により”在宅勤務”や”自宅待機”が関東では多くなっています。
晴れた日など、昼間から公園や近所を出歩くサラリーマン風の人も見かけますが、”自宅勤務”をはき違え、さぼりに走っているように見えます。
この人はいなくとも会社は動くって事ですよね。
「新型コロナ」の影響で食料品や生活必需品、感染予防製品を扱う企業以外は軒並み業績は悪化しています。
国が補償を考えているようですが、未だに決定がされていません。
中小企業や個人事業者の中には「新型コロナ」の収束をまたず、倒産する会社もあるでしょう。
幸いにも倒産を免れた会社では、
首切りが始まります!
「新型コロナ」の収束と同時に大鉈(おおなた)を振るい、リストラを実施するでしょう。
その対象になるのは、”在宅勤務”を自分の都合の良いようにさぼっているサラリーマンの人たちです。
さらに「新型コロナ」が去ったあと、”自宅勤務”が解除されたら通勤できない”コロナ鬱”が多く出てくるでしょう(「新型コロナ」の二次災害?)。
関東の通勤地獄は半端ではありません。
私は、2度とあの電車通勤をするつもりはありません。
現在”自宅勤務”している多くが、同じ心境になる事は火を見るよりも明らかです。
遠隔診療
遠隔診療と言っても、実は20年以上も前から議論されてきました。
日本医師会では、2000年あたりから情報通信技術や周辺機器の急速な発達に伴い、
医師と患者の地理的・時間的制約を超えた医療ができると考えていたようです。
法的に直接対面して治療する事となっていましたが、「新型コロナ」の影響で病院へ出向くこと自体にリスクがあるため、再診はもとより新患についても認める方向で動いていますね。
鮮明な映像が求められたり、より精度の高い医療機器の開発が必要など問題があるでしょうが、5GやAIの急速な進歩でクリアできるのではないかと考えます。
一気に遠隔診療が身近になってきた感があります。
2021年はベビーブーム
不要不急の外出はしてはいけない、家にジッとしていなければならない状態が続いています。
2か月以上に渡り、自宅にいる時間が長くなっていますよね。
避妊具が品薄になっているという報道もありました。
2021年は多くの新しい命が誕生すると思います。
俗称は「中国ウイルス」?
「新型コロナ」ウイルスが引き起こす肺炎の正式名称は「COVID-19」ですね。
でも、私を含めほとんどの人は数年後にはこの名称は覚えてないでしょう。
医療学や学術的な分野での登場に留まるでしょうね。
”スペイン風邪”って聞いた事がありますよね?
100年前(1918年~1920年)に流行(パンデミック)したインフルエンザです。
発生源はスペインではないようですが、流行が大きく報じられたことから、いまでも”スペイン風邪”と呼んでいます。
「新型コロナ」は中国の武漢が発生源です。
正式名称でなく俗称は「中国ウイルス」となるのが自然に思います。
終わりに
4月中に「新型コロナ」は収束する事はないでしょう(外れる事を望みますが)。
在宅勤務を都合よく勘違いして生活している人が行くところ、そこは”居酒屋”です。
7時までならアルコールは飲めますで感染源が絶たれません。
4月末になって、ようやく居酒屋やその他3密のお店に対し、自粛から営業禁止となり、トンネルの先にかすかに光が見えてくるように思います。
補償は必要ですが、一気に人が集まる場所での営業に制約を設けた方が、短期間で「新型コロナ」は収束するはずなのですが、政治家は誰の顔を伺って対策を練っているのでしょう。
はげみにしています