がむしゃらに努力すれば結果はついてくる!
ハズですよね。
会社員時代、長くそう思っていました。
これは必要条件ではあっても十分ではなかったです。
例えば同僚や周辺のライバルを見てください。
努力家で誰もが納得して昇進した人もいるでしょうが
評価者に対し自分を露骨にアピールしている人がある日
高評価され2段飛びで昇進なんてありませんか。
同じ努力です
が、ベクトルが違いますよね。
しかも近道への嗅覚がスゴイ
これは労働だけに限らず投資の世界でも同じです。
FIREして思うのは
成功を手に入れたりお金持ちになりたいと本気で願うなら
今取り組んでいる
戦略や行動がゴールに向かって近づいているのか
時々、立ち止まり検証すべき
という事。
それまでの行動を振り返るということは
自分が正しいと自信を持ってやってきた事を疑うことでもあり
場合によっては否定することにもなり
中々できないものです。
私はそうでした。
アメリカの大統領選でトランプ氏が当選した瞬間、私の中では
アメリカの株式市場は終わったと確信しました。
当選が確実になるとアメリカ国民の分断で日米の株価は暴落。
ここまでは正解でした、がその後はご存じの通り株価は上昇の一途。
現在では34,000$前後まで到達しています。
タラレバですが
当時、国内株の全てを手放し米国の配当貴族を買っていれば今頃は・・・
あの頃、あくまで国内株にこだわっていた自分
なんだったんだろう、残念な人でした。
冷静に考えると
株価の暴落≒底値で買えるビッグチャンスだったわけです。
自分を信じて突き進む事それ自体は賞賛されることですが
現在の自分のコンテンツのその一歩外の世界
持っている知識や情報に固執せず新たな世界へアンテナを張り
軌道修正の必要性を頭の隅に置いて活動しないといけないということ。
真実は一つではないかも!
そう考えるべきですよね。
失敗の連続、投資体験
30代の頃、ざっくり1億円あればサラリーマンを辞める選択肢を手にできる
そのためには
貯金では時間がかかり過ぎ、投資しかないと判断しました。
そこから株式投資(国内株)に精を出し
ビギナーズラックは体験しましたが、それ以降は
買えば下がり続け、売れば急騰するの繰り返し。
そんな事を10年以上やってたように思います。
私が幸運だったのは
これまで紹介したように勤め先の会社が株式を上場した事
奨励金(10%)や配当金の恩恵をうけ含み資産が急激に増えた事
アベノミクスの効果で株式市場が賑わい
その波に乗り自社株が4,5倍となった時点で
次の投資(不動産投資)のために全てを現金化できた事
これだけです。
ただ、持ち株会で運用していた時は
奨励金(10%)や配当金が毎年どれくらいあるのか
持ち株の購入を継続するとして
1年後や5年後の資産の合計はどれくらいになっているのか
シミュレーションを時々しながら投資していました。
世の中には”ほったらかし投資”という手法を声高に訴求し
資産がふえるようなイメージを植え付ける人たちもいます。
僕はそう思いません、ほんとにそんな方法があれば人に教えることはしない。
大事なのは継続した努力!
夢を叶えたり成功する確率を高めたいのであれば
自分の現在の戦略をさらに工夫すべきかどうか
常に考える習慣だと思います。