はじめに
仕事の合間や休憩時間、スマホ片手にマーケット情報とにらめっこし、株価チェックで一喜一憂されていませんか？
20年間、私もそうでした。
現在、関東（千葉県）と九州（宮崎県）で2基の太陽光発電を運用しています。
太陽光発電は、セミリタイアするための”不労所得”の１つとして投資しています。
関東周辺として「千葉」、日照時間が一番長いと言われている「宮崎」を選びました。
どちらが、太陽光発電で売電収入が稼げる立地なのか？気になるところです。
普通のサラリーマンの私が”ゼロ”から勉強を始め、太陽光発電に投資して1年。
所有する、稼働中の２基の太陽光発電の状況と売電収入（投資対象になるのか？）や、メリット・デメリットのほか、実際に体験したトラブルとその対処についても紹介しています。
産業用太陽光発電の投資を検討される方の、判断情報になることを期待しています。
1年目の2018年の売電収入は、対シミュレーション95%を達成しました。
追記：2019年4月、不労所得で生活できるためセミりリタイアしました。
【関連記事】2019年5月のの売電結果です。
【記事の内容】
｜太陽光は稼げる？
”稼ぐ”について言えば、太陽光発電は「インカムゲイン」が得られます。「キャピタルゲイン」は望めません。太陽光発電のほかに一棟アパートを所有する私の実感です。
具体的には、年間のキャッシュフローについて、同じ資金を投資した場合、太陽光発電は、不動産に比べ毎年1.5倍以上のキャッシュフローが期待できます。
一方、不動産の場合、毎月手元に残るお金はさほど期待できませんが、太陽光発電との大きな違いは経年劣化の速度が遅いことです。
数年後に売却する事で「キャピタルゲイン」が期待できます。
長期所有であれば”不動産”
20年の安定収入であれば”太陽光発電”
投資が良いと思います。
不動産の家賃収入を安定させるには、サブリース契約があります。当然ながら期待した収入は減りますが、給料のように決まった金額が決まった日に振り込まれるので、会社員にはの安心感があります。
｜1年間の売電推定額
2基の太陽光発電の規模の比較です。
千葉の太陽光発電の規模が少し大きいです。
<売電単価>
千葉も宮崎 36円（税込38.88円）
<設置容量>
千葉 55kw
宮崎 41kw
<パネル枚数>
千葉 200枚
宮崎 156枚
<年間予想発電量>
千葉 68,332kwh
宮崎 53,044kwh
<年間売電収入見込み>
千葉 257万円
宮崎 206万円
｜売電収入実績
早速、2018年10月の売電収入の比較です。
9月は数個の台風が日本を縦断し、雨や風や曇った日が多くなりました。
10月は、ほどほどお天気は良かったように記憶しています。
先月がひどかっただけに、太陽光発電にはしっかり稼いでほしいと願っていました。
さて、結果ですが、
＜実績：2018年10月＞
千葉：153,400円（3,954kWh）（シミュレーション：4,851kWh）
宮崎：162,572円（4,190ｋＷｈ）（シミュレーション：4,529 kWh）
＜千葉＞
発電量：対シミュレーション81％（税込収入は15.3万円）
9月は台風直撃の問題が大きすぎました。10月も対シミュレーション80％くらいとなりました。
問題は何か？関東は天気は良かったように思いますが、海岸沿いは前線の影響で曇ったり、雨になったりとなりました。
10月の後半になって、天気が回復し先月に近い売電収入を稼ぎました。
＜宮崎＞
発電量：対シミュレーション93％（税込収入は16.3万円）
日照時間が日本で一番多いと言われている宮崎ですが、９月は台風が２～３個直撃通過しました。太陽光発電の故障や破損はありませんでしたが、台風による停電を経験しました。この停電が9月末から発生したため、10月の3日間は売電できていません。その影響がでているようです。
現在、販売会社を通じて保険会社と交渉中です。
保険では、台風被害による太陽光発電自体の故障や破損は賄えます。修繕完了までの休業補償は保険の範囲となります。
今回は、発電所自体は私の物件を含め周辺の発電所も無事でしたが、台風により電線の破損等により停電となったケースのため、認めてくれるかはわかりません。是非、保険適用してもらいたいところです。
｜太陽光発電の設置場所
宮崎の太陽光発電は山中ではありませんが、民家が少ない場所です（近所に幼稚園もあります）。
当然、土地代は街中より安くなりますが、太陽光発電の購入については、
・停電後の対処が早い町に近い場所を選ぶか
・設備費用を抑えるために郊外の土地を選ぶか
の選択が必要です。
今回の経験から、山中は土地が安いです。
しかし、
民家の多い場所を選択する方が台風の影響による停電問題は回避
できますので、街中に近い物件購入が良いかと思います。
千葉の太陽光発電は2か月連続でシミュレーションの8割ほどの結果です。
購入前に理解したつもりですが、太陽光発電の売電でよく言われるように、毎月の売電収入はシミュレーションに比べ、上下が激しい印象です。
千葉と宮崎を比較した印象は、今のところ、一般的に言われているように九州が太陽光発電には適しているようです。
全てがうまくいくことはないと気持ちを変え、翌月に期待したいと思います。
１年間でみればシミュレーションに近い数字になるはずなので、株価変動のように胃が痛む事とはおさらばです。
次の購入に向け物件情報を今も集めています。
審査合格の業者のみ登録できる大手の物件紹介会社のタイナビやメガ発は非常に参考になります。
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｜セミナー
太陽光発電を購入するには情報源が必要です。
私は、無料で開催される様々なセミナーに参加し知識と情報を得ました。
本より早く吸収できたと思います。
わからない事はセミナーの講師に躊躇せず質問すればよいと思います。
実際に私も参加した販売会社のセミナーを紹介します。第一歩目として活用ください。
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｜ほっといてはダメ！
太陽光発電の運用状況はスマホで確認しています。
遠隔管理webシステムを使い、その日の発電量や売電収入をチェックしています。
異常を発見したら、直ぐに監理会社へ問い合わせをする事が必要です。
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