早期退職にお金はいくらあればよいのか?月20万円あれば良くない?
はじめに
朝起きたら天気は快晴。
そうだ、東北方面の温泉に2,3日行って来よう!
こんな事を言ってみたいですよね。
だったら早期退職すればよいだけですけど。
不労所得のおかげで、2019年4月、私はセミリタイアできました。
毎月、行きたいところに旅行できるようになりました。
早期退職に関して、一番の関心事は生活のための必要なお金です。
どれくらいあれば早期退職が可能なのか、皆目検討がつきません。
もし、必要なお金が把握できれば、早期退職はむずかしい事ではないように思います。
働かなくとも、毎月20万円が銀行に振り込まれるとしたら、どうでしょうか。
これから早期退職を考えられる方に経験をご紹介しますので、ヒントを見つけて頂ければ嬉しいです。
【もくじ】
手持ちのお金と必要なお金
早期退職する時、まず考えなければならないお金とは何でしょう?
少なくとも早期退職前に把握しておくべきお金は以下のとおりです。
<持っているお金>
・貯金、株など
・退職金
<必要なお金>
・生活費
・ローン(住宅、車など)
・教育費
・保険料(公的年金、社会保険)
”持っているお金”とこれから”必要なお金”について、具体的にわかっていないため漠然とした不安が付きまといます。
つまり、これらを具体的な金額として数字におとせば、これまでより間違いなく不安は少なくなります。
まずは、エクセルで1つにまとめ、把握しましょう。
(結構資産がある事にびっくりされるかもしれません)
退職金の話
退職金からもしっかりと税金が取られます。
実際に手元に残る金額の概算を紹介します。
(早期退職して手にしたお金はこの通りでした)
・退職金 3,500万円→手取り 3,300万円(税金200万円)
・退職金 2,000万円→手取り 1,860万円(税金140万円)
・退職金 1,000万円→手取り 985万円(税金15万円)
公的年金
ほとんどの方は、今後は65才以降の受給となるかと思います。
「ねんきん定期便」で、年間の受給額がわかりますので、ご自身がもらえるお金をまず確認しましょう。
注意すべきことがあります。
「2000万円問題」で話題になっているように、年金や老後資金は危ない状況です。
そのため、
・確認した受給額より年金は確実に少なくなる
・受給開始時期が65才より遅れる
として見積もりした方が良いです。
ご自身で加入している保険の見直しもしておきましょう。
生活費はいくら必要か?
棚卸で現在の”資産を把握”し、”退職金の手取り額”、そして”年金受給額”の概算がわかりました。
次に“生活費”について考えてみましょう。
早期退職はしたいけど、必要な生活費はどれくらいでしょう?
夫婦で毎月必要な費用は少なくとも20万円と言われています。
この数字から算出すると、早期退職する時には
・50歳で8,000万円
・40歳で1億円
・30歳で1億3,000万円
は必要です。
どの年代で早期退職するにしても、1億円は必要なようです。
ウ~ンですね。
現在の資産、退職金、年金を足しても、ほとんどの方は必要資金は準備できないと思います。
一攫千金でも狙わないとすぐには手に入りません。
保険料(公的年金、社会保険)
次に“保険料”についてです。
理解しておかないと、後でびっくりします。
早期退職してびっくりするのは「国民年金保険料」と「健康保険料」の金額の大きさです。
「国民年金保険料」は毎月1.6万円/人です。
夫婦であれば、年間40万円必要です。60才になるまで払い続ける義務があります。
「健康保険料」は前年の収入より計算されるので、早期退職した場合、びっくりするような金額を毎月支払うことになります。
そのため、通常は現在勤めている会社の保険の「任意継続」を選択します。
そうする事で支払いの上限が設定されます。最大で年間40万円です。
社会保険と年金については年80万円で考えておけば良いです。
(役所で減額等の相談はできますので、相談ください)
*早期退職して支払った保険料は年間で80万円で、想定通りでした。
ここまで読んでいただいて、
・早期退職には約1億円は必要
・保険料(国民年金と健康保険)は年間80万円必要
である事がわかりました。
金額が大きい事にびっくりしたとは思いますが、少しはモヤモヤした不安はとれてきたかと思います。
とにかく“敵を知る事”です。
その上で、“一歩目を踏み出す勇気と覚悟”を持つことが必要です。
40%天引きルール
1億円は今日作る事はできませんが、毎月20万円なら作れます
現在の資産、退職金、年金がほとんどない場合でも、月20万円を手に入れる方法です。
ギャンブルをするわけではありません。
“25%天引きルール”を活用します。
明治時代に本多静六という学者が「四分の一天引き貯金法」を実践しています。
この手法が、株式投資や仮想通貨、FXなどに手を出さずに会社員を続けながら、自己資金を作る簡単な方法だと思います。(もちろん“25%天引きルール”でも良いです)
私は、“40%天引きルール”を実行して投資用資金の一部を作りました。
方法は、毎月の給与の40%を強制的に積み立てするだけです。
最初は厳しいかもしれませんが、目標(早期退職する事)を常に意識すれば、あきらめに似た納得感が心に生まれます。
具体的に説明します。
手取り30万円とします。“40%天引きルール”を実施し、12万円ほどを給与日に毎月積み立てます。年間では
12万円×12ヶ月=144万円
ボーナス1回につき、75万円を同様に積み立てます。
すると、年間で約300万円となります。
この手法を5年間継続すると、どうなるかと言うと、
300万円×5年=1,500万円
となります。
収入源を手に入れる
上記の貯蓄で1,500万円ができました。
ここから、この自己資金に働いてもらいましょう。
レバレッジを懸け、現在の資金以上のお金を作り出します。
収入源(不労所得)を生み出す“不動産”や“太陽光発電”や“配当目的の株式”に投資します。
退職金や早期退職金の上乗せ金のうち500万円を使えれば、合計2,000万円となります。2,000万円あれば“太陽光発電”が現金で購入可能です。
2,000万円の低圧太陽光発電(50kw)であれば、1基あたり
年間200万円~250万円を稼ぐことは可能です。
(最低20年間はこの金額が期待できます)
目標とした月20万円を、実践から5年で手に入れる事ができます。
さらに、年金がもらえますので、小粒な生活をすれば十分ではないでしょうか。
完全リタイアでなくセミリタイアを選択するのであれば、
単発のアルバイトやネットビジネスなど、自分の裁量と判断で仕事を選べますね。
更に収入は増える事になります。
私は、“不労所得”の手段として、「太陽光発電」の他に「賃貸アパート」に投資し、既に月数十万円以上のキャッシュフローを得る事ができるようになりました。
一攫千金?
それよりもしっかりとしたプランをたて、準備すべき事、実施すべき事を整理し、
ステップバイステップで進める事が重要です。
2000万円は難しい方へ
所有する太陽光発電を基に計算すると、自己資金300万円あれば、毎年50万円は手取り収入を得られます。こちらを参考にしてください。
タイナビでは、無料登録すると”利回り14%”の物件も紹介頂けます。
おわりに
・早期退職のために、まず現在の“手持ち資金”を把握する事が大事!
・収入源として不労所得を手に入れ、月20万円を確保する事にフォーカスする!
・生活は太陽光発電で賄い、年金はありがたい収入として、
早期退職後は悠々自適にお過ごしください。
励みにしています。