はじめに
宮崎で太陽光発電1基を稼働しています。
九州電力管内の再生可能エネルギーは「出力抑制」の対象となっています。
そのため、電力の「需要と供給のバランス」で供給過剰となる時期(春と秋)になると、九州電力は太陽光発電で発電した電力をそのまま捨てる作業を行います。
もったいないことです。
4月に実施された出力抑制の補償額が決定したので、紹介します。
また、出力抑制を回避するために取り組みも紹介します。
【きじ】
出力抑制は全て補償されます
2019年4月は「出力制御」を6回受けていました。
管理会社からのレポートです。
実施日および実施時間:
2019/04/02 11時30分~13時29分(2時間)
2019/04/07 9時~14時59分(6時間)
2019/04/08 10時30分~13時59分(3.5時間)
2019/04/15 11時~13時29分(2.5時間)
2019/04/20 9時~14時59分(6時間)
2019/04/27 9時30分~14時59分(5.5時間)
利益補償額:28126円
4月は、20時間近く「出力抑制」を受けたようです。
1時間あたりに換算して1400円の保証金になりました。
月末に振り込まれます、嬉しい誤算です。
出力抑制に対しては保険で全てカバーされるので、実質的な損失は発生しません。
ただし、「出力抑制」が発生した旨を保険会社に申請手続きする必要はあります。
上記のように詳細に確認し、個人で手続きを行うのは大変!
太陽光発電の管理会社がこれらの手続きと銀行口座への保証金振り込みの確認までを請け負ってくれます。
事業者が行う作業はありません。
九州の出力抑制は回避できる
「九州電力」以外に「東北電力」「北海道電力」では”指定ルール”が適応され、無制限で電力会社は出力抑制を実施できます。
でも、再生可能エネルギーの推進と逆行していますよね。
そこで、九州電力は2019年4月から関門連系線の再生可能エネルギーの送電可能量拡大を始めています。
九州電力では太陽光発電を最大限活用するため、九州と本州をつなぐ送電線(関門連系線)を経由して、他エリアへも送電します。
現在、九州エリアから他エリアへの再生可能エネルギーの送電可能量を最大で30万kW程度となってきています。
これにより、九州電力管轄内の再生可能エネルギー「出力制御」の低減が期待できます。
さらに送電電を拡大され、出力抑制が実施されない事が一番ですね。
(同様な取り組みが北海道電力でも始まっています)
送電線に故障など問題が生じた時、九州では電力の需給バランスが崩れます。
その対応もできたようですので紹介します。
「転送遮断システム(下図参照)」が開発され、連系線にトラブルが起きた場合でも、瞬時に九州エリアの需給バランス確保し、系統の安定運用を維持できるようです。
でも、
出力抑制を受けたくない地域で太陽光発電を購入したい!
そうお考えの方は、「東京電力」「関西電力」「中部電力」管内で太陽光発電を購入すれば、出力抑制の心配は発生しません。
1件、中部電力管内で利回り12.48%の優良物件がでてきました。
優良物件あり ます!
この太陽光発電は「中部電力」ですので、出力抑制は関係ないです。
この物件、販売価格以外のオプション費用がなくこの利回りを期待できます。
物件所在地 三重県三重郡菰野町
販売価格 1,168万円
面利回り 12.48%
年間売電収入 1,458,142円
連系予定 2020年9月
メリット
・東員IC から 15 分前後の場所
・オプションなし
以下は販売価格に含まれ、オプション費用が発生しない事
遠隔監視システム、フェンス、防草シート
デメリット
・1年後の連系
・信販は利用できない
金融公庫、銀行からの融資などで融資を引く出す必要あり。
太陽光発電の最大手<タイナビ>では、今回の紹介以外に九州の物件や利回り13%も紹介されています。
利回りだけに注目せず、オプションの費用も見積もりとして入手し検討される事をお勧めします。
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