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低圧太陽光発電、停電時は25軒に電力供給できるのだが、残念です!

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はじめに

台風15号が去り1週間。

9月15日現在、千葉県の11万戸で未だ電気が復旧されていません。

東電は月末まで(停電から3週間)作業が及ぶと説明しています。

行政は何をしているのでしょう?

国は何をしているのか?

千葉県は東京都のお隣り、車で簡単に行ける距離ですよ。

海外の話ではないのですが、改造内閣で椅子取りゲームを楽しんでいる。

停電時、せめて太陽光発電事業者ができる事はないのか?

 

 【きじ】

  

台風一過で晴天なのに

私は千葉の北東部に50kwhの発電所を稼働させています。

台風15号が千葉を通過して2日間、晴天にも関わらず太陽光発電所の発電量は“0”でした。

停電でパワーコンディショナ(パワコン)が作動できず電力供給ができないため。

後日報告がありましたが、幸いにも私の発電所に被害はありませんでした。

停電が解消された日から、これまで通り発電を再開しています。

 

停電時の必要な初動はなんだろう?

インフラ全てが即復旧できれば、停電も一時の我慢で済みます。

今回の千葉の被害は行政の援助活動も遅く、人災の一面もあると考えています。

天気予報士が熱中症への警戒を呼び掛ける中、

停電のためにエアコンは使えず、テレビ、ラジオを含めて情報が遮断されています。

 

住居周辺の停電がいつ解消されるのか、

支援物資がどこまで届いている

全く情報がわからないほど不安な事はありません。

現在は携帯やスマホが情報源になりますが、それも充電できなければただの機械です。

まずは、電気の供給が出来れば家族や親族と安否の連絡もできます。

 

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25軒はカバーできる

標準家庭の1日あたりの消費電力どれくらいでしょうか?

平均で7.7kWh程度と言われています。

夏場エアコンをつけっぱなしにすると18kWhくらい。

昨日の私の発電所は250kwhほど発電しています。

標準家庭の1日の消費電力が10kwhとすると、25軒の電力を賄える事になります。

 

一般家庭の屋根に取り付けた太陽光発電は、パワコンを「自立運転モード」に切り替える事で、自家発電として使えます。

同じ装置を低圧太陽光発電に取り入れれば、停電時に近郊の家庭に電力を供給できるシステムを構築できます。

 

電気については素人ですので技術的問題な無視しています。

重要なのはコンセプト。

 

太陽光発電の電力の流れ

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参照:スマエネ

 

太陽発電の仕組みをおさらいしてみます。

低圧太陽光発電は、通常発電した全ての電力を各太陽光発電所に設置したパワコンで直流から交流に変換し、電力会社が定められた買取価格で購入します。

その後系統を通じて電力会社から、一般家庭に電力が供給されます。

 

停電時に電力を直接供給できたら

f:id:fukusunosaifu:20190916133102p:plain停電時は、パワコンは電力がないため作動できません。

しかし、家庭用太陽光発電と同様に「自立運転モード」仕様のパワコンを取り付ければ停電時に低圧太陽光発電は自家発電できます。

黄色マーカーで示したルートのように、昼間発電した電力を近郊の住宅に直接接続できる仕組みを作れば、低圧太陽光発電1基で25世帯ほどは電力を供給続けられますね。

使用電力量は後日調査すれば良いだけの事。

まずは電力を無駄にしないで活用しましょう。

千葉にある太陽光発電所は50基以上が並ぶメガソーラーです。

単純に考えても、それだけで1250世帯に電力を供給できるパフォーマンスがあります。

もったいないですよね。

  

停電時の電力の給電所設置

停電時に一部の家庭だけが、最寄りの太陽光発電所からの電力供給の恩恵を受けるのが好ましくないという意見が多ければ、こういうのはどうでしょう。

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被災地でよく見る給水所の風景です。

水を供給するように、電力を供給できる「給電所」を設置すればよいですね。

停電時、近辺の太陽光発電から電力供給を受け、特定の場所で電力供給や充電が初期の段階から対応できれば更に多くの方々が助かります。

この場合、充電が主な提供となります。

 

太陽光発電の場合、電力を提供できるのは昼間だけとなります。

そのため、余剰な電力を夜間に活用できるように蓄電池の開発は急がないといけませんね。

メガソーラーを含め、発電した電力を備蓄できる仕組みができれば、より安定的に電力を提供できます。

 

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ  

 

さいごに

三菱重工業が、電気を電波に変えて無線で送る「無線送電技術」の開発を進めています。

2016年には送電電力10キロワット、距離は500メートルを達成しています。

また、ノーベル物理学賞を受賞した名古屋大の天野浩教授も同様に「遠隔給電システム」を研究しています。

近い将来、電力は有線でなく電波として飛ばせるようになります。 

それまでは、

低圧太陽光発電を近郊の住民に開放できる仕組みを整え、停電が解消されるまで電力が途絶えることなく供給できるようにしてもらいたいと考えます。

 

実現できれば、太陽光発電の良さが見直され、今後建設を誘致する自治体も増えてくると思います。

 

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