はじめに
毎日どれくらい残業されていますか?
1時間ですか?
2時間ですか?
それって残業代目的、それともサービス残業?
2019年まで普通に会社員をしていました。
勤めは上場会社でしたが、約30年で残業代は1回しかもらっていません。
残業していても申告しない事が慣例になっていました(いわゆるサービス残業)。
早期退職前の2年間は、定時で片付けを終え、30分ほど時間をおいて退社する生活に変えました。
今思うと、時間がもったいなかったと感じていました。
周りには、定時になってからやたらと仕事を作りたかる人が多かった印象があります。
残業代目当てはなく、いかに長く仕事をしているかをアピールするためなんでしょうけど。
セミリタイアできた今は 時間を自由に使えるため、5時過ぎには仕事は終了させます。
5時過ぎには、夕日を見ながらビールを楽しんでいます。
そのような生活は、本気で臨んだ人しか手にできません。
【もくじ】
残業時間、皆さんどれくらい?
三六協定というルールがありますよね。
労基法36条に基づいて使用者が労働者と合意すれば
1カ月45時間、1年間360時間という限度で時間外労働を指示できるルールらしいです。
転職サイトVorkersが「月に何時間残業しているか」調査を行いました(2019年)。
その結果を見ると日本での平均残業時間は「47時間」。
(三六協定とほぼ同等かな)
1カ月の労働日を20日とすると、1日2.3時間にもなります。
と言う事は、
午後6時が定時だとすると、毎日8時過ぎまで会社員は会社に残っているという事。
一方で、
厚生労働省が発表したデータでは、月平均残業時間は「約10時間」。
(参照:厚生労働省『毎月勤労統計調査 平成29年結果確報』)
会社員のアンケートでは47時間、
会社の申告では10時間?
サービス残業が多い現状、会社側が長時間残業を隠すため意図的に残業時間を少なく申告しているのが浮き彫りになっていますね。
円グラフを見ると、月の残業時間が30時間以上の人が75%近くいる事は驚きでもあり、尋常ではないですね。
因みに、同じVorkersのアンケートで女性に限ると、残業時間の平均は「約40時間」です。
(参照:Vorkers『働く女性のREALシリーズ1』)
会社員をしていた私の印象としても、女性の方が保育園の迎えや夕食の買い物で男性より早めに帰宅する人が多かった印象があります。
また、女性の方が派遣社員やパートタイム勤務が多い事も一因かもしれません。
世界の労働時間は?
海外の労働時間と比較してみましょう。
日本は労働時間が長いとマスコミで言われていますよね。
2017年働き方ラボがまとめでは、日本は1713時間となっています。
他の先進国を見ると、米国は16位で1,783時間、イタリアが21位で1,730時間であり日本よりも長く働いている結果となっています。
しかも、カナダは1,703時間、スペインは1,695時間、イギリスが、1,676時間ですので、日本が他国より労働時間が長いというのは間違いだったのでしょうか?
本当かな?
そこで、違う切り口で「1日の労働時間」をみて見ましょう。
やはり、日本は断トツで労働時間が長い。
365分(6時間5分)
1日の労働時間でみると、アメリカやイタリヤより100分(約2時間)ほど長い!!
これが会社申告に基づいたデータであれば、さきほどの会社員アンケートの結果から更に労働時間は長い事になります。
職種でみると、
ゲームの制作、インターネットや広告メディアと言った職種は圧倒的に労働時間が長く、逆に経理事務、秘書や受付、医療事務は労働時間は短いようです。
なぜ残業するの?
本当に多忙で残業を強いられている人
残業代稼ぎで定時になってから仕事っぽく働く人
周りが残っているのでサービス残業
それぞれでしょうけど、皆さんの残業する理由は何ですか?
1日平均2時間以上、月に47時間の残業時間でした。
毎月、2日間相当の時間を会社に捧げている事になりますよね。
自分の将来のために投資した方が良くないですか?
会社員卒業前の2年間、定時30分後を目途に退社し飲み会の誘惑も断り、投資のためのセミナーやお金持ちになるためのマインドづくりに懸命に励みました。
会社員というステータスは自分に合わない
若い頃から違和感がありました。
年齢を重ねると、精力的にチャレンジできる時間はそんなに残っていない事がリアルに感じられます。
40代後半、今変わらなければこのままサラリーマン。
しかも定年後も再雇用で更に労働が待っていると考えると、自由を手に入れるための旅に出る時だと決心しました。
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さいごに
人生をサラリーマンとして会社に捧げる
という方も本当にいらっしゃいますが、多くの人が一歩足を踏み出せないだけ。
60才の自分を思い描いた時、
自分がスーツを着て電車に乗っている風景が浮かばなかった
のをハッキリ覚えています。
1人の時間に、静かな環境で“もう一人の自分”に問いかけてみてください。
私の“もう一人の自分”は
サラリーマンを通して世の中に十分に貢献できた!
これからの時間を自由に使いたい!
と言って訴えていました。
その夢が実現できた今、“もう一人の自分”は、
次の事業を絶対軌道に乗せたい!
寝ての覚めても私に言い続けています。
今、次のゴールに向けて一歩目を踏み出しました。
励みにしています。