はじめに
リターンを得る投資先としてクラウドファンディングを検討されている方は結構います。
私もその1人。
資金調達方法として既に根付いている海外に比べると、出遅れ感のある日本ではありますが、ベンチャー企業への投資など「投資型」のクラウドファンディングを活用して莫大な利益を上げられる可能性があり魅力を感じます。
【もくじ】
クラウドファンディングは低リスク!
「ソーシャルファンディング」≒「クラウドファンディング」は、太陽光発電投資やマンション投資(不動産投資)より低リスクでありながら、収入は期待できると分類されています。
早速、クラウドファンディングを深堀りしていきましょう。
投資型は4つあるみたい
クラウドファンディングと呼ばれる種類はこの5つ。
- 寄付型
- 購入型
- 貸付型(融資型:ソーシャルレンディング)
- ファンド投資型
- 株式投資型
全てのクラウドファンディングを性質で見ると大きく2種類に分けられます。
・非投資型
支援者がお金以外の形でリターンを得る方法
1と2が該当します。
・投資型
支援者がお金としてリターンを得る方法
3~5の3つが金銭的リターンを期待したクラウドファンディングです。
貸付型(融資型)クラウドファンディングのなかで、目的を不動産に限ったファンディングを4つ目の「不動産投資型クラウドファンディング」に分けられます。
ただし、不動産投資型クラウドファンディングのリターンは配当となります。
投資型を詳しく見よう
投資型のファンディングを掘り下げてみていきます。
・貸付型(融資型)クラウドファンディング
リターンは金利
融資と言われるように、「銀行の代わり」と理解すればよさそうです。
融資した元本に利息を付けて返済してもらうという形態になります。
銀行融資よりも高金利が設定されることが多く、金利という形で毎月の定期収入を得ることが可能です。
貸付型(融資型)ファンディングは、資産運用の性質を持つため“ソーシャルレンディング”と一般に言われます。
貸付型(融資型)ファンディング運営会社はWebサイトで、投資家から資金を集めます。
借り手企業はその調達された資金融資を受け、運営会社を介し投資家に決まった金利で支払いを行います。
金銭的リターンを狙えますが、借り手企業が返済できない状態になることも想定して投資を検討する必要はあります。
大きな特徴は次の通り
・利回りが高い商品が多い
・少額から(1万円からでも)投資可能
・社会貢献を兼ねている
ガイアの夜明けで紹介されたクラウドファンディングはこの会社です。
クラウドクレジットは利回り2.5-13.5%のようです。
・不動産投資型クラウドファンディング
リターンは配当
貸付型(融資型)クラウドファンディングと性質は近いものに、不動産投資型クラウドファンディングがあります。
この場合、投資先は不動産を購入する企業になります。
不動産の売買や賃貸などにより得られた利益の一部が投資家(支援者)に分配されます。
つまり、不動産投資型クラウドファンディング運営会社が投資家から資金を集め、それを使って不動産を取得し運営します。
そこから得られる利益(売却益や賃貸料)を投資家に分配するという仕組みです。
不動産に興味ある方は、
空き家を投資用不動産に再生させ、1口1万円から投資できる不動産投資型ファンディングを検討されてもよいでしょう。
・ファンド投資型クラウドファンディング
リターンは分配金
ファンド型では、直接企業に投資するのではなく「ファンド」に集約され、そこから企業に投資するものです。
投資先の事業による収益のうち一定の分配によりリターンを受け取れます。
メリットとして、投資家がファンドを経由することで複数の企業に投資することが可能となります。
デメリットとは、ファンド型のリターンは売上に応じて分配金が変動するため、元本割れのリスクがあります。
分配金以外のリターンが期待できる場合もあるようです。
例えば、日本酒のファンディングであれば、仕上がった日本酒を手に入れる事も可能なファンディングです。
・株式投資型クラウドファンディング
リターンは株式
株式会社の株を購入することで企業の株主になる方法です。
投資型クラウドファンディングの特徴は未上場の企業に投資できることが多い事。
投資先が上場や売却などの結果となれば、金銭的リターンが見込めるものです。
上場するには条件をクリアできていなくとも、価値のある事業やサービスを持っている企業に対して投資できることはとても魅力的です。
保有した株式の売買もできます。
投資した企業が急成長した場合、大きなリターンを得る事も期待できます。
投資家(支援者)は気に入ったベンチャー企業などに投資し、株主として応援します。
さいごに
リターンを期待する投資型の「クラウドファンディング」は不動産投資型を含めると4つですね。
・貸付型(融資型:ソーシャルファンディング)
・不動産投資型
・ファンド投資型
・株式投資型
となり、それぞれ
・発展途上国を含む世界への投資
・不動産事業への投資
・分配金を期待した投資
・ベンチャー企業の応援や上市後の利益を期待した投資
など、自分の投資方針で「投資型クラウドファンディング」を選択できそうです。
とりわけ「貸付型クラウドファンディング」は高いリターンが期待され、投資先として魅力を感じます。
はげみにしています