はじめに
定年よりも早くリタイアし
自分のやりたい事だけする”悠々自適”な生活
憧れますよね!
早期リタイア(早期退職)には、2種類があります。
早期退職後は貯蓄した資金だけで生活をする”完全リタイア”
早期退職後は貯蓄とその他の収入で生活する”セミリタイア”
セミリタイアの方が、当然ハードルは低くなります。
早期退職ですが、
50才で独身の人だと5000万円、家族がいる人の場合だと1億円の資金が必要とも言われています。
【記事の紹介】
退職金はいかほど
20年以上会社に勤め、45才を過ぎて退職した人の退職金の平均値です。
(参考:平成30年に厚労省から発表された『就労条件総合調査結果の概要』)
大学卒では定年退職で約2000万円、早期優遇の退職では2300万円を超えています。
大手企業の定年退職金の平均が2,300万(経団連の企業会員など283社)ですので、
定年退職金は2000~2300万円が目安になりそうです。
一方、
早期優遇制度で50才で早期退職しても定年と同額の2300万円ですね。
(私も「早期退職制度」を活用しましたが、定年時とほぼ同額でした)
早期退職の退職金は2300万円くらいと考えて良さそうです。
あらかじめ引いておくべきお金
出ていくお金にはどんなものがあるでしょう。
金額の大きなものだけわかれば大丈夫です。
・教育費 600万円
高校(公立)だと150万円、大学は私立文系400万円
・自動車 600万円
200万円×3回(50才から10年ごとに80才まで自家用車所有)
・国民年金保険料 400万円
60才までの10年間、1人20万円(夫婦40万円)が必要
・健康保険料 100万円
早期退職後、2年間はサラリーマン時代の年収の影響が残ります。
その後は国民健康保険になりますが、目安は500万円で年40万円くらい
出ていくお金をまとめましょう。
・教育費
・車購入費
・保険料(国民健康保険、国民年金)
この3つ(教育費・車・保険料)だけでも1700万円≒2000万円です。
さらに
・税金(住民税、所得税)
・生活費
税金は働かない場合は非常に少なくなります。
生活費は一番大きいですね。
生活費は年間250万円(約月20万円)は必要ではないでしょうか。
90才まで(40年間)の寿命と仮定し、
また65才から公的年金が250万円(月20万円)だと見積もると、
・50才~65才まで 4500万円
・65才~ 0円
が必要です。
ここまでをまとまると、6500万円(2000万円+4500万円)となります。
大雑把な計算ですが
退職金が2300万円あるとしても、必要なお金6500万円を考えると
完全リタイアするには『4000万円以上の資金』
これを50才までに作りあげる必要がありますね。
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目安は5000万円~1億円
切り口を変えてみましょう。
50才で早期退職する時の資金の目安は5000万円~1億円と言われています。
先ほどの「引いておくべきお金」の計算では6500万円でしたので、年金が期待どおりに給付されれば、あながち的外れではないようですね。
その他で発生する費用を考慮すると、6500万円では心もとないため
”完全リタイア”には7000万円~1億円と見積もった方が良いかもしれません。
この約1億円を50才までに作り上げるには、
25歳から25年間、毎月10万円の積み立てる必要があります。
しかもその条件は利回りが8%。
早期退職金が2300万円ありますので、実際には残り7700万円が目標額になりますが、
それでも 難しすぎますね。
大丈夫です、解決策はあります!
”完全リタイア”から”セミリタイア”に変える事!
1億円の資産をつく事より、確実に月20万円の不労所得を生み出す川を作る事です。
これこそ、50才で早期退職を可能にする方法であり、実践してきました。
不労所得がある!
貯めたお金を生活費に充てる事を考えている限り、早期退職はリアルにイメージできないと思います。
そこで、自分の代わりに収入を得てくれる方法(不労所得)を考える必要があります。
簡単に思いつくのは
・配当目的の株式投資
ですね。
退職金と貯金あわせて4000万円を利回り10%の配当を狙うと320万円がはいってきます。
配当以外にキャピタルゲイン(売買利益)があります。
"コロナショック"から日米の一旦株式市場は回復していますが、実体経済から乖離し過ぎていて危険すぎます。
株式の売買によるキャピタルゲインで生活費を得る事はリスクが高すぎると考えます。
その他の不労所得としては
・不動産
・再生可能エネルギー(太陽光発電)
・ソーシャルレンディング
が有望です。
具体的に太陽光発電で説明します。
退職金2000万円を使えば“太陽光発電”1基が現金で購入可能です。
利回り10%ですので、1基で年間200~250万円を稼ぐことが可能です。
私の経験から実質利回りは8.5%ですので(税金や管理費用支払い後)
年間170万円~以上が生活費に使えます。
不労所得を手に入れ、その後は少ない労働で不足分を稼ぐことを本気で考えれば、早期退職は身近なものになります。
【参考記事】2019年の実績です
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さいごに
50代の早期退職を目指すためには、
完全リタイアでなく、セミリタイアを選択するとゴールが見えやすくなります。
自由な時間を謳歌できます。
必要なのは
自分の代わりに稼いでくれる仕組みづくり
ですね。
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