投資経験者は20代で4割以上、若者が将来を憂う気持ちの裏返し
はじめに
”資産運用”や”老後資金目的”の投資をしていますか?
私が投資を意識始めたのは、たしか30代になってからです。
それまでは給料は海外旅行や自動車の買換えにほとんど消え、貯金はない状態でした。
最近の若者は違うようです。
投資家が4割もいる
フィデリティがサラリーマン対象に行ったアンケートによると、2020年の投資をしている人の比率は全体では40.5%
4割を超えています。
2015年が30.4%ですので、サラリーマンの投資意識が大きく変わったきたようです。
アベノミクス(2013年~)の金融緩和による株価上昇、これが多くのサラリーマンが投資に目覚めた要因のように思えます。
(出典:ITmedia ビジネス 2020年11月17日)
2015年と2020年を比較すると
性別・年齢にかぎらず、5年間で投資家は非常に多くなっていますね。
特に20代30代の男女を見ると、10%以上投資家が増えたようです。
突出しているのは30代男性
5割以上が投資をしている事がわかります。
投資先は年代別で違う
投資先にも変化があるようです。
全体では:
日本の「株式」へ投資する人は増加はしていますが、現在は代わりに「投資信託」を選ぶ人が3割まで増加しているようです。
さらにここ数年では、”日米株式”投資する「投資信託」が大きく増加しているようです。
SNSやブログをみてもアメリカ株への投資情報があふれていますよね。
海外への投資のハードルが低くなったのも理由でしょう。
年代別では:
50代から60代では「株式投資」や「投資信託」に投資
20代から30代では「NISA」「iDeCo」「FX」「仮想通貨」に投資
若者層はリスクがとれる。
リーマンショックなど大暴落を体験していない人が多く、一発逆転の夢を見ている人が多いのではないでしょうか?
老婆心ながら・・・
コツコツ投資 結局はこちらが成功確率は高かった。
天引き投資 毎月40%を貯蓄し投資に充てる事は確実だった。
どっちにしても
コロナ禍、収入が減り貯金を崩しながら生活している人もいるようです。
後手後手の政治家を目の当たりにすると
いよいよ国には頼れない、そう気づいた若者が増えているんだと思います。
現在の若者は、投資先は違っても4割以上が自分で資産を増やす覚悟があるんですね。
立派です!
もう少し早く投資に開眼できていれば、マネーリテラシーを持てていたら
もっと早くセミリタイアも可能だった
戻れるなら、30代の自分にそう言い聞かせたい !
はげみにしています