FIREする前に自分の年金受給見込額は確認しておかないといけませんよね。
年金の受給年齢まであと8年とせまった私は「ねんきん定期便」を見て受給見込額を確認しています。
昨年、なんとか所得を”年金免除”の適応範囲内にする事が出来ました。
4月には「年金免除申請」を行い、年金保険料(年間20万円)の納付をしない選択をするつもりです。
さて、その「年金」
厚生年金と国民年金、それぞれどれくらい給付されるんでしょう。
<もくじ>
「厚生年金」の月額平均
平成30年の年金受給額の月額平均はこうでした。
年金合計 約20万円
厚生年金 約14.4万円 国民年金 約5.5万円
令和2年ではどう変化しているでしょう。
(参照:厚生労働省「令和2年厚生年金保険・国民年金保険の概要」)
全体平均は 14万4366円
- 5万円以上~6万円未満:17万627人
- 6万円以上~7万円未満:40万1175人
- 7万円以上~8万円未満:69万4015人
- 8万円以上~9万円未満:93万4792人
- 9万円以上~10万円未満:112万5260人
- 10万円以上~11万円未満:111万9158人
- 11万円以上~12万円未満:101万8423人
- 12万円以上~13万円未満:92万6094人
- 13万円以上~14万円未満:89万7027人
- 14万円以上~15万円未満:91万3347人
- 15万円以上~16万円未満:94万5950人・・・
14万円ですので、平成30年と変化ないです。
中には30万円以上もらえる人もいます。
1つの指標となる月額15万円以上を受給できる人をざっくり計算すると
40%(約657.8万人÷1610万133人)
と言う事は
大半の人は月に15万円未満しかもらえないという事になりますね。
「国民年金」の月額平均
月平均は 5.6万円
- 1万円未満:7万4554人
- 1万円以上~2万円未満:29万3600人
- 2万円以上~3万円未満:92万8755人
- 3万円以上~4万円未満:284万2021人
- 4万円以上~5万円未満:466万3638人
- 5万円以上~6万円未満:776万979人
- 6万円以上~7万円未満:1483万5773人
- 7万円以上~:188万2274人・・・
もらえる年金の合計は 約20万円
年金受給額は4~5前から増えても減ってもいないようです。
同じ”年収1000万円”の差
サラリーマン時代の”平均年収”が1000万円の人と
年収が徐々に上がり最終的に”年収1000万円”に到達した人では、受給される厚生年金の金額に相当な違いが発生します。
例(厚生年金加入40年)
・「平均年収」1000万円の人 年金は月額約27万3000円
65歳から受給できる老齢厚生年金は月額約14万3000円
夫婦の老齢基礎年金は月額約13万円
・「平均年収」650万円の人 年金は月額約24万6000円
65歳から受給できる老齢厚生年金は月額約11万6000円
夫婦の老齢基礎年金は月額約13万円
最終的に年収1000万円になった人でも、平均年収が650万円だと
月に約3万円(年間36万円)ほどの差になりますね。
(出典:令和3年4月分からの年金額等について|日本年金機構)
社畜さん生活30年でサラリーマンを卒業したため、私の厚生年金保険料は通常より10年分少ないです。
その差額は、サラリーマン時代の投資損益で補てんする事にしています。
現役のサラリーマンであれば
少しでも多くの給料を手に入れ
厚生年金を増やす努力を怠ってはいけませんね。