『FIRE』は
仕事に励めば神様が授けてくれるもの?
願ったり夢を見れば正夢になるもの?
そんな事は起きません!
目覚めれば、昨日と何も変わらない労働の1日が始まるだけです。
<もくじ>
『FIRE』は7500万円
『FIRE』には
完全に労働から解放されるフルFIREと
週に数日勤務やアルバイトで足りない生活費を稼ぐサイドFIREがあります。
フルFIREを目指すなら
”年間支出の25倍””4%ルール”理論から7500万円ほどの投資資金が必要なようです。
とてつもなく大きなお金のように思えますね。
数字でみると
毎月10万円を30年間積み立てた場合
定期預金だと約3605万円
年利4%で運用では約6941万円≒7000万円
退職金を考慮すると50才前後で7500万円は達成できそうです。
年利4%で運用できればのはなしですが。
『FIRE』は「長期積立」「集中投資」で!
定期金利が0.002%くらいですので『FIRE』を早めるには投資以外の選択肢はない事はどなたでも理解できると思います。
『FIRE』に向いた投資法は「長期」「積立」「分散」が王道ルールと言われています。
ここに”ドル・コスト平均法”を活用し、株式市場の変動リスクを軽減する事が良いとの言われています。
しかし・・・
『FIRE』を早めたいなら「長期」「積立」と「集中」にすべきです。
若いうちはリスクが取れます。
仮に投資に失敗しても、リカバリーは時間で解決も可能。
そして・・・
50才を過ぎたら「集中」から「分散」へアセットロケーションしなければなりません。
私はそうしました。
私が体験した「投資」法
セミリタイアまでにどんな投資法を体験したか振り返ってみました。
『FIRE』を目指す人におすすめな投資法ですが
一般的には下図の”ミドルリスクミドルリターン”と言われる投資法です。
ピンク●は私が過去に投資してきた金融商品です。
海外の株式やETF、投資信託や債券にも投資した時期があります。
緑●は現在投資してる商品です。
セミリタイアする時に半分を不動産、それ以外は株式と現金に投資配分を変更しています。
投資配分がそのままであれば、コロナバブルの恩恵を受け、今頃は資産が倍増していたかもしれませんね。
投資先「米国」は外せない!
『FIRE』を目指には成長力のある「アメリカの株式」
ホントにそう思います。
コロナ禍
GAFAM(Google,Amazon,Apple,Microsoft)の株価上昇は凄まじかったですよね。
テスラも実態から乖離しすぎですが、飛ぶ鳥を落としてさらに食ってしまいそうな勢いです。
米国の代表的企業500社の株価指数S&P500と日経平均の30年の比較です☟
貯蓄より投資を好む米国人ですが
株式比率は約33%、日本人は9.6%(2020年)です。
アメリカ市場に投資しない手はないです。
私は
1990年の終わりごろ、米国投資を本気でやっていた時期がありました。
当時全資産(500万円)を米国ETFに投資していましたが、2010年頃(青●)になっても1万3千ドルをずっと突破できないため、しびれを切らし全てを解約しました。
わずかな利益はでましたが、そのタイミングからNYダウは急激に上昇し始めています。
投資とはこんなものでしょう。
現在なら
運用益に税金がかからないNISAやiDeCoを活用は必須ですね。
おわりに
2022年現在、投資でもっとも注意しなければならないのは地政学的リスク。
ロシアによるウクライナ侵攻、米中対立、原油高によるインフレなど、さまざまな要因で相場は乱高下しています。
今は市場の動向を見守りながら
「長期」の「積立」に精を出す事が賢明だと考えます。
あわせて、投資先を厳選する時間にします。
そして、勝負すべき時(株価暴落)に
「集中投資」を実施する事で『FIRE』のタイミングをかなり短縮できはずです。