老後の生活に不可欠な『年金』
2022年4月分から『年金』は0.4%引き下げられましたね。
その『年金』の標準世帯の月の給付額は22万円です。
<もくじ>
平均年収「530万円」必要?
標準的な『年金』は約22万円、その内訳は
夫の国民年金:6万4816円
妻の国民年金:6万4816円
夫の厚生年金:8万9961円
標準モデルとは夫婦2人の家庭となっています。
夫:会社員でボーナスを含む平均月収が43.9万円(40年間)
妻:専業主婦(40年間)
年収に換算すると約530万円。
サラリーマン時代(40年間)の平均年収がこの金額に到達できなければ
『年金』は22万円に届きません。
実際の「平均年収」はどれくらい?
滅私奉公で会社に仕えれば、この平均年収は530万円になるのでしょうか?
令和2年のサラリーマン平均年収が公開されています☟
定年前(55~59才)にピークを迎え、668万円となるようです。
男女間の差は大きいですね。
女性は20代から年収(約310万円)はほとんど変わっていません。
この結果から分かった事は
男性が20歳から60歳まで働いた場合、平均年収は約520万円だという事。
520万円≒530万円
つまり
40年間
年代別の平均年収に達していれば月額22万円の『年金』となりそうですね。
その『年金』
今後はさらに繰り下げられ、70才あるいは75才まで支給されない時代になると容易に想像できます。
現役時代、いかに資産形成に本気で取組むんだか!
それ以外の人に待っているのは
老後破たんだと読み取れます。