太陽光発電の固定買取は終了?
メディアで、太陽光発電が固定買取制度から除外されると報道しています。
これで「太陽光発電」も終わりか?
と思った方をいるでしょう。
大丈夫です!
50kw未満の“小規模太陽光発電”については、固定買取価格は、今後も維持されます。
大規模太陽光は買い取り対象外に 再エネ支援の見直し案 - 産経ニュース
【もくじ】
何が起きたの?
経済産業省は太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)を見直しました。
一番の理由は、再生可能エネルギーへの補助による家庭や企業の負担を減らすためです。
そのため、大規模太陽光や風力発電などはFITから外す方針を決定しました。
早ければ、2021年以降の実施となります。
固定買取終了の狙いは?
家庭や企業の電気代負担の軽減以外に、FITを見直した理由があります。
再生可能エネルギーの建設に間する技術の向上やその普及で発電コストが安くできるようになったことです。
“大規模事業用”の太陽光発電や風力発電を「競争電源」と位置づけています。
つまり、発電事業者は自らが電力市場を通じて電気を販売する事になります。
50kw以下の発電所は大丈夫?
”太陽光発電”をFITから外す事になりましたが、黄色マーカーで示したように、
住宅用や小規模事業者用の太陽光発電(50kw未満の太陽光発電)、小規模地熱発電などは「地域電源」として区分され今後もFITの対象です。
それは、地域の資源を活用する地産地消の効果などが期待できるためです。
小規模太陽光発電以外に、今後も小型水力発電、バイオマス発電などもFIT対象が維持されます。
個人事業者が投資する“50kw太陽光発電“は今後も変更ありません。
エネルギー目標にまだ未達
2018年の再生可能エネルギーの電力活用比率は17.4%でした。
国は2030年に24%にする目標を掲げています。
50kw未満の太陽光発電については、先ほど説明しました地産地消の効果の他、災害時のエネルギー供給源としても期待しているため、FIT価格は低下しても20年間の買取制度は継続されそうです。
大規模太陽光発電については、価格が市場での自由競争となりますが、利益が無ければ企業は参入しません。
それでは、目標達成は危ぶまれます。
そのため、市場の入札価格が低すぎる場合、国は“補助”する事を既に決めています。
連系線の増強
政府は太陽光発電の適地である九州から、電力需要の多い都市への「連系線」を増強し、太陽光発電の電力を効率よく利用する事業に本腰を入れてます。
早く着工する事を期待したいですね。
九州の太陽光発電への投資は追い風になりますね
8月6日の発電状況
千葉の発電状況を紹介します。
長すぎた梅雨がようやく明け、8月はこの1週間は順調に推移しています。
8月6日は260Kwhで、9600円ほど頑張って稼いでくれました。
7月が酷すぎたため、少しでも取り返せる事を今月は期待しています。
一方、
宮崎は8月5日までは順調でしたが、6日は台風8号の影響を受け停電が発生しました。
7日朝のwebを見る限り、機器状態は“正常”と表示されているので、パネル等への被害はなかったようです。
ホットしました。
詳細は、業務委託している管理会社が調査後に連絡くれる事になっています。
2018年、販売実績No.1の会社です。
知らないだけで損をする!再生可能エネルギー投資「ひなた発電所」
36円の物件見つけ!
2019年の固定買取価格は14円ですよね。
ご存じのように、32円以上の物件については、
「2019年3月31日までに系統連系工事の着工申し込みが不備なく受領される事」
が固定買取価格が維持される条件でした。
そのため、32円、36円の太陽光発電が、現在多く販売されています。
買取価格が高い事は、過剰な過積載を行う必要がなく、コンデンサーに過大な負荷をかけないため、故障の心配は軽減します。
タイナビで3件みつけました。
この3件は、需要が高く即売になると思います。
<36円物件>
・鹿児島県
2352万円、利回り11%、2019年12月連系
利回りが11%以上で非常に貴重な物件です。
<32円物件>
・茨城県
15204万円(計4区画)、利回り10%、2019年11月連系
・大分県
1950万円、利回り10.53%、2019年1月(完工)
建設済みのため、契約と同時に収入を得る事ができます。
この物件も即売の可能性があります。
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