はじめに
「老後資金2000万円問題」や
現在の年金受給者と同程度の年金を得るために
「68才までの労働が必要問題」
が頻繁に報道されていますね。
社会に出ると同時に資産運用を開始し、老後資金を自分で確保しなければならないご時世になってしまいました。
リスク軽減で分散投資するため、ほとんどの方が資産を「投資信託」で運用します。
昨今、一歩先取りした”ロボアドバイザー(ロボアド)”を活用した投資に切り替える方々が多くなってきました。
”ロボアドバイザー(ロボアド)”は
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズム
を採用したAI活用による投資です。
ロボアドの中で最も人気の高い「ウェルスナビ」と「投資信託」ついて比較してみましょう。
【もくじ】
2000万円は作れるのですが
投資信託で毎月3.5万円を投資し、運用利回り3%で30年運用できれば、理論上は資産2000万円を超えます。
「老後資金2000年問題」は解決できるかもしれませんね。
米国を中心とした株高を反映し、アジア株や世界の株式に投資した投資信託であれば3%以上は多く見られます。
金融庁が提供している「資産運用シミュレーション」を利用し、様々なパターンで試してみてください。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html
しかし、
運用利回り3%ではあなたの投資資金は毎年少なくなっていきますよ。
次に「投資信託」のカラクリを説明します。
投資信託の3つの手数料
投資信託を購入すると
① 購入手数料
②運用管理費
③ 信託財産留保額
の3つの手数料が取られます。
それぞれの内容とその手数料です。
① 購入手数料(0~3%)
「販売買付手数料」とも言われています。
投資信託を購入する際の手数料で販売会社に支払います。
支払は購入時の1回のみ
② 運用管理費が0~3%
「信託報酬」とも言われます。
投資信託の運用にかかる「管理手数料」で販売会社、運用会社、受託会社に分割して支払われます。
運用管理費の支払いは投資信託を保有している限りずっと発生します。
そのため長期になるほど高額になり、総合的な手数料に一番インパクトを与えるため要注意です。影響を与えるといえるでしょう。
運用管理費は、運用の成績に関係なく自動的に毎日天引きされます。
投資家は手数料を払っているという認識は持てません。
③ 信託財産留保額が0.5%
「信託財産保留額」は、売却する際にかかる費用です。
支払は解約時の1回のみ
これらの費用は
販売会社(証券会社など)
運用会社(商品開発と運営)
受託会社(投資信託預かり)
の収入源となっています。
先ほど、運用成績3%では資金が減少するとお話ししましたが、
運用管理費が3%だとしたら、年間3%以上の運用成績がなければ手数料3%が引かれるため、自己資金は減ります。
1000万円預けた場合、30万円ですよ。
毎年、これだけのお金があなたの口座から証券会社の口座へ入りるだけです
ご存じのように、
ロバートキヨサキ氏、ジェームズ・スキナー氏は著書の中で「投資信託」について警告を発していますね。
そういう私も、
全ての「投資信託」を解約した時、株式市場は上昇しているにも関わらずロードバイク2台分の損失を被りました。
20年ほど預けた運用管理費が原因です。
そのファンドマネージャーはプロか?
投資信託はファンドマネージャーと呼ばれる人が投資信託の組み入れ銘柄を決めて運用しています。
投資の素人である我々が組み入れを考えなくとも、専門家であるファンドマネージャーが考えてくれます。
ここが肝心!
海外にはプロのファンドマネージャーが存在するようですが、国内のファンドマネージャーは普通のサラリーマンです。
投資信託の運用が失敗しても、投資信託の資金を補てんしてくれるわけではありません。
それどころか、投資信託の純資産から先ほど説明した管理費用は毎日手数料としてひかれていきます
ロボアドバイザーの登場
プロの投資家が運用すれば、運用成績3%以上は可能かもしれませんね。
ロボアドバイザー(ロボアド)の登場により、自動でプロの投資家と同水準の「グローバル分散投資」を誰でも享受できる投資法が登場しました。
投資先は日本だけではありません。
AIが自動で世界の経済成長率と同程度を狙う“グローバル分散投資”を行います。
一発勝負で資産倍増を目指すものではありません。
リスクを分散し安定した利益を狙えます。
ロボアドが最適な運用を行うため「放ったらかし投資」も可能となりました。
ロボアドを活用するには、専門知識が必要ありません。
幾つかの質問に回答すれば、あなたの許容できるリスク適した運用プランでポートフォリオを自動で構築してくれます。
自分の選択した資産配分になるようにETFをロボアドが購入し、資産配分を定期的に当初の割合に戻すようリバランスを行います。
ロボアドの種類には
ロボアドサービスの一覧です。
・WealthNavi(ウェルスナビ)
・THEO(テオ)
・THEO+docomo
・ワンコイン投資
・楽ラップ
その中でも「ウェルスナビ」は最大手です。
ドコモユーザーは手数料を考慮すると、「THEO+docomo」がお得です。
資産運用ならdポイントももらえるTHEO+[テオプラス] docomo!
ロボアドの手数料
10万円から始められる証券会社が多いです。
その手数料は預かり資産の1%程度です、
10万円であれば手数料は千円
ロボアドの活用
ウェルスナビは、説明したようにノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズムを採用しています。
つまり、世界の富裕層なども行う資産運用を誰もが行えるわけです。
資産運用や投資経験の浅い人でも、ロボアドがプロの投資家なみに自動で投資してくれます。
自分で投資する場合、“どの銘柄”に“どのくらいの割合”で“どのタイミング”でリバランスするかを考える必要があります。
ロボアドはAIを活用し最適にその作業を実施してくれます。
少額から始めればロボアドの運用を実感できると考えます。
無料の「ウェルスナビ」セミナーも開催されています。
さいごに
投資である以上、リスクはあります。
でも、
普通のサラリーマンファンドマネージャーの運用する「投資信託」から
ロボアドの1つ「ウェルスナビ」を活用した投資を検討しても良いと考えます。
励みにしています。