はじめに
台風15号が9月8日、千葉県に上陸しましたね。
90万戸以上が停電の被害を受けました。
3週間以上経過しても電気が復旧していない地域もあるようです。
千葉県で産業用太陽光発電を稼働させている私も、停電により売電の機会損失を被りました。
【もくじ】
2日間、発電できず
私が太陽光発電を稼働している千葉県東部は、台風通過2日後(9月11日)に停電が解消されました。
発電状況をみると9月9日、10日は全く売電できていません。
9日と10日は台風一過で晴天でした。
晴れていれば8000円以上の売電収入になる事から、16,000円以上の収入を失った事になります。
仮に2週間以上停電が継続した地域に太陽光発電を所有していれば、10万円前後の売電収入を損失していたと推測されます。
ちょうど1年前(9月6日)、北海道でも地震に伴いブラックアウトが発生しました。
295万戸が停電し、この時は復旧まで45時間(2日間)を要しました。
太陽光発電の保険
太陽光発の保険は一般に火災保険・動産総合保険がセットとなった保険です。
パネル、パワコン、監視システム、架台、金具、ケーブル等の太陽光発電事業に関する一式が補償の対象となっています。
<一般的な保険>
私の千葉の太陽光発電は、”休業補償”が追加されてあります。
多くの方の保険内容と同じではないでしょうか。
今回の停電について、「電気的・機械的事故」ではないかダメ元で問い合わせしました。
「電気的・機械的事故」とは“自然故障以外”で、機械の故障による事故(ショート、破損等)で火災が発生した場合が該当するとの事でした。
台風により系統側が停電したことによりパワコンが停止した場合はこの保険ではカバーできません。
(太陽光発電の設備には被害がありませんでした)
“停電”時の売電の機会損失をカバーするためには、別途保険にはいる必要があります。
太陽光発電を購入する際に、停電時の売電を補償する保険に加入するかどうか今後は検討が必要になりそうです。
停電を含めると、
・停電補償
・出力抑制
・地震保険
については、追加の保険加入を検討すべきかもしれません。
停電時の補償保険は必要か?
停電は2回経験しています。
2018年、台風の影響により宮崎で3日間
2019年、同じく台風により千葉で2日間。
1万円~2万円ほどの機会損失になります。
・今後も毎年台風による停電がこの地域で発生する
・年間数千円の追加費用
であれば、加入は値すると考えます。
また、台風が通る可能性の低い地域であれば、この保険は無用ですね。
同じく、出力抑制も東京電力や中部電力、関西電力管内であれば、保険加入は無用です。
さいごに
太陽光発電事業は「管理会社」に業務委託すれば、360日しなければならない作業は発生しません。
例えば”出力抑制”が実施された場合、必要な書類の作成から保険会社との交渉、金額の決定、口座への振込まで行ってくれます。
事業者としては、利益を減らさないために、今回取り上げた保険についてどこまでカバーするかを決める事が重要が仕事だと考えます。
購入時は、販売会社と保険について十分に相談してください。
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時々、チェックする必要がありそうです。
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