「NISA」と「ロボアドバイザー」の比較!結局どっちがいいのか?
はじめに
毎日のように「老後資金2000万円問題」をメディアが取り上げる影響もあり、資産運用を真剣に取り組み始めている人々が多いようです。
定年までに2000万円を準備することは並大抵なことではありません。
最近話題の「ロボアドバイザー」と非課税の魅力を持つ「NISA」を比較されている方が多いでしょう。
「NISA(つみたてNISA含む)」と「ロボアドバイザー」の比較表を作成してみました。
ロボアドバイザーは、自動でプロの投資家と同水準の「グローバル分散投資」を行います。
ロボアドバイザーの「アドバイス型」を活用し、自分でNISAで投資する事が自分にはぴったりな気がします。
最適な投資対象の選定ができ、節税メリットを最大限に活用できるためです。
【もくじ】
NISAとは
NISAには2つの種類があります。
・NISA
・つみたてNISA
一定額までは投資から得られた利益は非課税になる点は同じです。
NISA(つみたてNISA含む)の最大のメリット、それは株や投資信託と違い、約20%の税金(所得税と住民税)かからない事です。
・「NISA」は“高額を短期間で運用”
年間120万円まで税金はかかりません・
最大5年間の投資が可能です。
・「つみたてNISA」は“少額を長期間で運用“
年間40万円まで税金はかかりません。
最大20年間の投資が可能です。
毎月一定額を長期にわたって積立投資するため、相場変動による影響を抑えることが可能となります。
長期で資産形成をしたい人は「つみたてNISA」を選択する事になりますね。
気になるのは、インターネットで解約手続きができない機関がほとんどのようです。
事前に確認をしておいた方がよさそうです。
ロボアドバイザーとは
人工知能(AI)を活用して、投資の助言や運用を自動で行うサービスです。
自分で投資対象を選ぶ必要はありません。
投資対象は投資信託もしくはETF(上場投資信託)となります。
タイプは2つあります。
・アドバイス型
・一任型
・アドバイス型
事前にいくつかの質問に答える事で、投資商品の助言や最適な資産配分などをアドバイスするタイプです。
投資の知識・経験に乏しくても、簡単に始められます。
「アドバイス型」のロボアドバイザーであれば、NISAを利用する事ができます。
つまり、AIのアドバイスを受け、年間40万円までの非課税の恩恵をうけられます。
「アドバイス型」は松井証券の「投信工房」であれば無料で利用が可能です
・一任型
アドバイスだけでなく、実際の運用サービスまでを自動で提供するタイプです。
ポートフォリオを見直し、最適化まで一部自動で行ってくれます。
「一任型」のロボアドバイザーには非課税制度が適用されません。
ロボアドバイザーの運用で得た分配金や売却益には、税金がかかります。
もっとも利用されている、ウェルスナビ(WealthNavi)は10万円の投資額から運用を始めることができます。
3つを比較してみよう
黄色部分がポイントです。
・NISA
投資に関する知識が全くない未経験者は、始めた後も自分でポートフォリオを考えながらの運用が必要なため、NISA自体は向いてない投資方法のようです。
・ロボアドバイザー
NISAの場合は非課税ですが、ロボアドバイザーでは「利益」が20万円を超えた場合、自分で確定申告を行う手間がかかります。
そのため、特定口座(源泉徴収あり)で資産運用する事がお勧めです。
これにより自動的に税金が引かれ個人で確定申告を行う必要は無くなります。
-AIを駆使したロボアドバイザーでプロの投資手法を取り入れたい
-利益面として、税金が免除されるメリットを最大限に活用したい
この2つを考えると、今は
「アドバイス型」のロボアドバイザーを使い、「NISA」で投資運用する事が一番の選択肢のように思えます。
さいごに
投資方法は人ぞれぞれ。
お金を増やしたい、
でも投資の知識がほとんどないので全て自動でお任せしたい方は、ロボアドバイザーで、少額から運用する事が適切ですね。
“良いとこどり”を狙う人は、投資対象の変更を自分でやる条件ではありますが、
「アドバイス型」のロボアドバイザーと「NISA」の組み合わせがお勧めだと考えます。
少額から始める、これに尽きると思います。
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