いよいよ大変な時代になると思いますね、私は。
菅さんが「ベーシックインカム」の導入を検討始めましたから。
<もくじ>
なぜ今「ベーシックインカム」なの!
「年金」と大きな関係にあります。
公的年金積立金の半分は「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」を通じて株式市場で運用されています。
2020年のその積立金の運用実績ですが、
1~3月期は約17兆円の赤字
4~6月期は12兆円台の黒字
6月の株価って、どれくらいだったろう?
2020年6月頃の株価は約2万3000円。
これくらいは維持しないと、黒字にならない?
2万3000円を下回れば、年金は赤字になる可能性が大なのかもしれません。
一方、
日銀もお金をドンドン刷っては株の下落を支えています。
でも、永遠にお金をジャブジャブ印刷していくわけにもいかないし、下落しない市場は存在しない。
日銀の黒田総裁は3月の参院財政金融委員会で、保有するETFの損益分岐点は日経平均の1万9500円程度とコメントしています。
株が最低でも2万台を維持できなければ、年金給付に暗雲が立ち込める事になるのは必須のようです。
そのため、懸命に日銀はお金を刷っていますが、実経済と乖離した株価はいつかは萎みます。
年金が給付できなくなるため、それにかわる社会保障制度として「ベーシックインカム」の導入が話題になっているのです。
海外では試験的なものを含めると既に、スペイン、イタリア、フィンランド、スイスで導入されています。
そのそも「ベーシックインカム」とは?
竹中平蔵氏が提案している「ベーシックインカム」。
「ベーシックインカム」とは金持ちも貧しい人も含めたすべての国民に対して、生活に最低限必要な現金を無条件で毎月支給する制度です。
頻繁に言われる金額は「1人7万円」
夫婦と子供2人の4人世帯であれば支給額は毎月28万円で、年間では336万円が働かなくても国からもらえる仕組みになります。
とても素晴らしい制度のように聞こえます。
さらに労働による収入があれば、豊かな人生が送れそうには思えますね。
国からすれば、各自のマイナンバーに紐付けた口座に毎月7万円を自動的に振り込むだけ、あとは各自の責任なので導入したいのはわかります。
この「ベーシックインカム」の財源は社会保険料や消費税など。
仮に消費税だけで財源を賄おうとすると50%が必要になるようです。
突然“日本全国で一斉休校”を決定するような、場当たり的な制度を決定してしまう政府でもそんな乱暴な事はしないとは思いますが、笑い事で終わる事を祈ります。
この「ベーシックインカム」にはメリットもデメリットのあります。
(出典:ヤフーニュース)
先ほど触れたように、「ベーシックインカム」の導入の目的は、社会保障制度を根本的に変える事です。
・年金制度の廃止
・健康保険の廃止
そして
・生活保護の廃止
いよいよ年金が破たんする?
Withコロナやafterコロナで混乱している中、どさくさ紛れに「ベーシックインカム」の導入を検討している。
有事の時は平時では議論できないような事が堂々と話題にできます。
「ベーシックインカム」が導入されれば、『年金や生活保護』はまず無くなります。
もう一つの社会保険である健康保険、こちらもターゲットになります。
自分で医療費を支払う事になるかもしれません。
菅さんは71才、その他の政治家もかなりの高齢ですね。
それに政治献金も蓄えているでしょうから、将来に心配はいらない人たち。
政府の言動や行動を注意して見守らなければ、彼らはこれまでの愚策や政策の失敗を国民に負担させるかもしれません。
「ベーシックインカム」から見えるものは何か?
私は年金がもらえるのだろうか?
払いっぱなしで終るかもしれません。
今年、今後2年分の年金保険料を納めたので、年金の支払いはあと3年で終わりです。
年金の受給年齢である65才になった時、そもそも年金が給付できなくなっている可能性もあります。
ましてや今の若い人たちは年金のシステムが破たんしているか、給付されてもかなり少ない額だと考えていた方がよいでしょう。
少子化で今後はさらに若い 労働者不足になり、年金給付は厳しくなるいっぽう。
課題はあるにせよ、移民を積極的に受け入れる事がまずは必要に思います。
政府は事あるごとに
”将来の年金給付、全く問題はありません”
こんな事をいっていますが、「ベーシックインカム」を本気で検討し始めた今、その言葉を信じる人はお人よし以外にいないでしょう。
「ベーシックインカム」が導入される前に、子どもには将来の年金は期待せず、自分年金を作る事を今から教えておこうと思います。
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