私がサラリーマンを卒業した2年前の世の中と違い
現在はリモートワークが推進され
都内の会社へ出社しなくとも、自宅で仕事が可能な時代になりました。
この機会に住宅購入を検討されている人は多いでしょうね。
都内では手の届かない持ち家、東京近郊であれば購入できます。
でも
頭金1割には首を傾げます。
20~30代の若い人たち
頭金をわずか1割だけ準備して住宅を購入しているようです。
戸建て価格が4000万円だとすると400万円。
残り3600万円は数十年かけてゆっくり支払う計画なんですね。
すばらしい!! 👏
低金利時代、10年固定でも金利は0.6%前後。
さらに
変動金利を選択するとさらに金利は安くなり、凄くお得になります。
しかも
今20代30代、これから給料も増えるでしょうから。
しかし・・・
支払いは本当に大丈夫なの?
ライフイベントを盛り込んだシミュレーションはしました?
結婚費用約450万円、出産費用約50万円、教育費約1000万円(1人当たり)
自動車の乗り換え200万円(10年毎)などなど
もう、給料が右肩上がりの時代ではありません。
景気が回復したら金利は上昇し、返済額は多くなります。
大丈夫??
販売員は1割でも大丈夫、金利も当分安いと言った!
そう言っていますよね。
住宅メーカーの販売の仕事はなんでしょう?
そうです、自分が勤めている会社が建てた家を顧客に買ってもらう事。
自己資金ゼロでも購入可能、そのようにセールスしている会社もあるでしょう。
彼らは売れさえすれば、支払いが困難になろうが全く困りません。
購入して支払いに困るのは購入した人ですから。
販売員は、契約させローンを組ませて、入金が確認できればそれで終わりです。
コロナ禍で仕事を失くす人たち
コロナ禍、運よく仕事を維持できた人でも次のパンデミックや大災害で影響を受けないとは限りません。
どんな状況でも、支払いが滞らないよう対処すべきですね。
ましてや月々の支払い額に比べてボーナス支払いの割合を高く設定すると、業績不振の際は一発で退場になりかねません。
購入するならせめて3~4割の頭金!!
とにかく、できるだけ多くの自己資金を準備する事が鉄則。
ローンの支払い総額をできるだけ少なく設定する事が大事です。
私がここまでなぜ言うのか。
住宅購入時に自己資金を3割は作ったのですが、給料が上がる前提で月々の支払を設定していました。
身の丈以上の物件を購入した事もあり、数年間は支払いで苦労していました。
そのため
1度だけですが、カードローンの支払い時に口座残高不足で催促された事があります。
その時は家族からお金を借り難を逃れましたが。
今ではローンもなくなりようやく本当の持ち家になっていますが、あの頃は大変でした。
同じ轍を踏まないように、頭金はしっかり準備する事をお勧めします。