サラリーマンを卒業したあとも安定した収入を手に入れるために
セミリタイアする前に「太陽光発電」「賃貸アパート」へ投資しました。
購入して3年。
どちらの不動産が経営しやすいか
また”個人事業者”の魅力についても紹介します。
<記事>
トラブルの多さは「賃貸アパート」
「太陽光発電」「賃貸アパート」を運営してわかったのは、ネット(純利益)の違い。
私の所有する物件の純利益(税金・費用・ローンを差し引いた金額)は
「太陽光発電」1基あたり約170万円
「賃貸アパート」は約130万円
「太陽光発電」「賃貸アパート」ともに新築なので
20年間、ほぼこの純利益が期待できます。
この3年の体験でわかったこと、それはトラブル数・その程度の違いです。
それぞれの物件は違う管理会社に業務委託しているので、直接作業をする事はありませんが、特徴があります。
「太陽光発電」
・出力抑制の実施(宮崎の発電所)
実施された時間分を保険で補れています。
申請は管理会社が代行しますが、申請した事入金された事の連絡が届きます。
・台風による送電停止(千葉の発電所)
台風により電線が切れると復旧まで発電した電気を売電できません。
2019年、2日間ほど売電できない体験をしました。
太陽光発電所内の機器の故障により送電できない場合は保険対象ですが、途中の電線が壊れた場合は補償されません。
・監視web故障(千葉の発電所)
強風の影響により監視用webの機器が故障。
太陽光発電所は問題なく売電できており、毎月東電より振込が行われています。
4ヶ月以上、web上で発電の確認ができないのは困ります。
(これは常に対応の遅い委託先管理会社の問題が大きいです)
「賃貸アパート」
・ゴミ分別の問題
一番の問題がこれ。
単身者向け6戸の賃貸アパートで、管理会社もあの手この手で対策していただいていますが解決に至っていません。
家族向けのアパートであれば、この問題はほぼないでしょう。
自治体のルールではペットボトルと缶は分別して出す必要があるのですが、時々ごっちゃで出すため、回収車は回収しません。
(分別して出すよう、ポリ袋にシールが貼られます)
生ごみはきちんとルール通りだし、回収されています。
ペットボトルと缶の分別だけができていない。
月に1回ほど自分で分別する事も考えていますが、解せません。
そこで
監視カメラを設置し特定するか、シルバー人材センターに実費で分別依頼をする事になるかもしれません。
・隣家からの雑草
アパートの周辺は砂利を敷き、雑草対策しています。
しかし、夏になると隣家からツル系の雑草が蔓延ります。
3か月に1回除草剤を撒く事で、この1件は対応可能なようです。
体験で分かった事・・・
両方の不動産投資ですが
オーナーが直接作業を行う事は、ほぼ皆無です。
強(し)いて言うと
管理会社からの連絡は圧倒的にアパート経営の方が多い。
トラブル数と深刻度も「賃貸アパート」です。
とは言え
サラリーマン時代に体験したトラブルの程度に比べれば問題にならないレベル。
しかも、過去の事例から対策はハッキリしています。
「住民税非課税」の恩恵
2019年7月にサラリーマンを卒業し、「太陽光発電」「賃貸アパート」がメインの収入源です。
なので、この2つが課税対象となります。
(株式投資もしていますが分離課税のため原則”確定申告”の必要なし)
2020年から給与収入の影響がなくなった事で、課税所得は数十万円となりました。
そして
今年初めて「住民税非課税」世帯になりました。
個人事業者となり、十分な節税効果が得られています。
上の記事で紹介しているように「住民税非課税」になると様々なメリットがあるようです。
さらに
・高額医療費の自己負担分はサラリーマン時代の1/10くらい
・給付型奨学金(大学)の対象
岸田内閣では「住民税非課税」世帯に10万円給付を検討しています。
頂けるかもしれません。
節税に励み、そしてご褒美を頂く
リスクを背負い”個人事業者”になった人へのプレゼントですね。