コロナ禍、リモートワークが推進され郊外へ引っ越しする人が増えています。
都内では必須でなかった車、地方へ移ると手放せなくなりますよね。
軽自動車でも税込みで200万円前後、決して安くはありません。
私は社会人なりたての頃、当然お金もないので
カーローンを使って中古自動車を購入しました。
でも、それ以降はお金の準備ができてから現金購入と決めています。
無駄な支出をなくす事に努めていたためです。
<きじ>
車は現金で買う
車って持っているだけで、お金がかかります。
例えば税金
例えば維持費(主なもの)
車検、タイヤ、オイル、駐車場、洗車など
これら車にかかる税金や維持費を考えると、車は所持しない方が良さそうですね。
東京近郊の政令指定都市には住んでいますが、車は手放させません。
日常の買い物、家族での食事、送り迎えなどなど。
大きな荷物運びや急な買い物など、自転車では無理。
だから重宝しています。
車は必要であるなら購入するべきです。
その買い方を十分に悩んだ方が良いと個人的には思います。
カーローンの返済額をみてみましょう。
条件:サラリーマンが200万円を2年半(60か月)のローンで車を購入
シミュレーションで総返済額をみると
・金利2.95%の場合 2,153,580円
余計な支払いは 約15万円
・金利4.5%の場合 2,237,220円
余計な支払いは 約24万円
200万円の車なのに、さらに15万円~24万円を余計に支払う事になりますね。
ひと月の給料が吹っ飛ぶ金額です。
この余計な支出、私は昔からとても損した気分になります。
ところで
ディーラーがカーローンを勧める理由を考えた事ありますか?
貯蓄が少なくてもほしい車が手に入るので、ユーザーは助かりますね。
最近は自動車メーカーが独自のカーローンを採用しています。
彼らの立場になれば
・車の購入で200万円の売上を手にできる
・メーカーのカーローンを使えば定期的な利益を生む
(サブスクリプションと同じ効果ですね)
ディーラーは1台の車で2つの利益を得る事ができるんです。
カーローンを使ってもらえれば、メーカーは毎月、不労所得が入ってきます。
だからこそ、メリットを全面にだしてカーローンを勧めるんです。
お金持ちはローンで購入と言うけど
車を現金で買えるお金持ちでも、カーローンでわざわざ購入する人がいると聞きます。
お金持ち(投資家)の立場になれば、なぜかわかりますね。
つまり
現金200万円で車を買うと、その時点で資金は200万円少なくなります。
しかしカーローンを活用すれば、その200万円はそのまま投資に使えます。
でも、条件がありますよね。
カーローンの金利より高い利益率(先ほどの条件だと24万円以上の利益)をだす必要があります。
それができる人だからお金持ちになれるのかも知れません。
しかし、私は同じ考えにはなれません。
思考の違い
常にカーローンより高い利益率を確保できるなら良いですが、常にそれを意識しながら生活する事、私には苦痛です。
世界情勢は常に変化しています。
現在のコロナバブル、いずれは弾けます。
ただそれを誰も言い当てられないだけ。
そんな事を懸念はしたくありません。
ローンを組んで余計な支出をするより、車は現金で買った方が自分には合っています。
200万円だろうが300万円だろうが、人間その気になれば必ず準備できますよ。