「給料」は「退職金」は増えるのか?
年収増えていますか?
その「給料」過去30年間変わっていません。
1989年 452万円
2018年 433万円
2021年 433万円(NHK調査より)
厚労省の作成したグラフです☟
増えていないと言うより、少なくなっていますね。
2022年はさらに少なくなるのは火を見るよりも明らかです。
サラリーマン時代、20年くらい年収が横ばいでした。
それでも税金は高くなるので、手取りが毎年少なくなっていったのを思い出します。
世界と比べると☟(NHKより)
日本の賃金が30年間横ばいである事
世界の賃金は30年で2倍以上がっている事
良くわかります。
それでは「退職金」はどうでしょう?
こちらはNHKがまとめたものです。
2003年 2499万円
2018年 1788万円
誰が見ても右肩下がりですね。
5年毎の減少幅ですが
2003年から2008年 219万円
2008年から2013年 339万円
2008年から2018年 153万円
おおむね5年ごとに200万円以上減少しているとみてよさそうです。
ならば、2018年から5年後の
2023年の退職金は1600万円前後
コロナ禍で倒産に追い込まれる会社が多くある一方で、利益を上げているIT関連の会社もあるため、業界間で退職金の格差が顕著にでると思います。
また大企業と中小企業を比較すると1000万円以上の開きがあるようです。
IT関連の大企業の退職金、凄いと思います。
これはNHKで報道された記事です☟
退職金を知っておかないと大変な事になると言う話。
自分の退職金の金額を知っていますか?
私はセミリタイアする前、会社の就業規則で退職金を調べました。
その際
就業規則に「早期退職制度」が盛り込まれており、年収分が割増される事や満55才までが適応だと知りました。
退職したのが54才と9カ月。
ギリギリこの制度の恩恵を受け、60才定年とほぼ同じ退職金を手にできました。
計算してみると50才前でも同額になるようで、ショックを受けたのを覚えています。
もっと早くセミリタイアできたわけですから。
多くのサラリーマンが自分は中流だと間違った自覚を持っているように思います。
平均年収が433万円ほどです。
それでも日本では平均ですので、自分は中流だと認識されているんでしょう。
バブルの最後の年(1989年)に社会人となり、年収は400万円ほど(残業代込)でした。
その社会に出たての若者と何十年も働いている人の年収が同じ?
異常な事態です。
「年金」は本年度も少なくなる事が決定しました。
”少子高齢化”に加え”コロナ対策費用”で借金は膨れ上がり、さらに財源が乏しくなっていくため、将来の「年金」は現在の見積もりより更に少なくなるでしょう。
将来の備え、本気で考えないと紹介した記事のように死ぬまで働くしかない
そんな人生の選択しかなくなりそうです。