はじめに
『年金2000万円問題』
定年後の生活費ですが、30年間で約2000万円のお金が必要なようです。
年金をもらっても、毎月約5万円の赤字(年間60万円)となります。
慌てず対処できる方法を探さないといけません。
2000万円を貯めるから
毎年60万円の収入を確保する
その方法を考えればどうでしょう。
毎月お金を生む出す、自分にあった方法を探し出し
お金に働いてもらう
これが老後を安泰にするキーワードだと思います。
ここでは、そのための自己資金や退職金が期待できる方への提案となります。
<参照:自己資金の作り方>
【もくじ】
|お金の働きやすい環境は?
虎の子のお金に働いてもらう主な環境は
・FX、仮想通貨(暗号資産)
・投資信託
・株式投資
・不動産
これまで「FX、仮想通貨」以外は体験しました。
「FX、仮想通貨」については一発勝負のイメージが払拭できず、私には不向きです。
「投資信託」
これは証券会社が手数料を稼ぐための製品でした。
株価が暴落しても「信託報酬」と言う名の手数料が毎日引き落とされます。
購入時より株価は上がったものの結果、マイナスでした。
「株式投資」
若いうちから「配当金」目的にコツコツと株式を購入するのは有効です。
年間60万円以上が確保できればゴールですから。
50才以上や定年まじかの方はこの手法は使えません。
ちなみに
私はビギナーズラックは体験できましたが、約30年間の投資損益はマイナス。
今でもクラウン1台分の含み損を保有しています。
授業料は高すぎましたが、良い勉強をさせていただいたと考えるようにしてます。
では、
定年までに時間の少ない方はどうするか?
自己資金の全てを「配当金」目的に投資する事は可能です。
でも、今はコロナバブルで株価は高すぎます。
先日、米国FRBの利上げ報道で株式市場が動揺し暴落していますので、その時ならチャンスはあるかもしれません。
一方
数千万円の自己資金がない方はレバレッジを活用する必要があります。
私は40代後半に戦略を”ミドルリスク・ミドルリターン”へ変えました。
不動産である「アパート経営」と「太陽光発電」へ投資してきました。
不動産が軌道にのり、2019年にサラリーマンを卒業できました。
実際に所有する「アパート」と「太陽光発電」で毎年60万円を作る方法をシミュレーションしてみます。
参考になるかと思います。
|不動産(アパート)
私が所有するアパートは単身者向けの「木造一棟アパート」です。
・新築(1K ×6部屋)5,500万円
・表面利回り 7.0%(サブリース6.4%)
・融資条件 1%(10年固定)
実在するアパートで実際の費用で算出しているため、現実に近いものになります。
自己資金「1000万円」
そのお金でアパート一棟を購入すれば、毎年60万円の手取り収入が期待できます。
サラリーマンであれば、確定申告で所得税が還付されるので、更に数十万円の増収が期待できます。
経年劣化による修繕費用などを考えたくない場合、10年前後で売買すれば多額の収益を得る事も可能です。
「自分の年齢」と「出口戦略」を考えて購入すればよいですね。
実際のシミュレーションは☟
自己資金 (万円) |
0 |
1000 |
2000 |
3000 |
家賃(万円) |
388 |
388 |
388 |
388 |
管理料 |
47 |
47 |
47 |
47 |
ローン返済 |
282 |
230 |
179 |
128 |
固定資産税 |
20 |
20 |
20 |
20 |
保険料 |
5 |
5 |
5 |
5 |
25 |
25 |
25 |
25 |
|
手取り(万円) |
10 |
60 |
112 |
163 |
(管理料:サブリース費用を含む。保険料:火災、地震含む)
私の場合、サラリーマン時代に一棟アパートを購入しました。
・アパート管理や入居者募集などは負担になる事
・収入は減っても、毎月定額が振り込まれる事を優先
そのためサブリース契約としています。
給料のように毎月の指定日にお金が口座に振り込まれます。
空室が出るたびに心配する事はないですし、周辺のアパートから数年後の家賃は推測できますので、手取り額はシミュレーションできます。
もっと収益を増やしたい方は”一般管理”で契約すれば、サブリースに比べ収入が年間数十万円アップします。
|不動産(太陽光発電)
土地付きの投資用太陽光発電を所有していますが、2基とも2000万円前後です。
下記の条件でシミュレーションしてみます。
・価格2000万円(土地付き,利回り10%)
・金利2.2%(17年)
自己資金が600万円ほどで手取りは約60万円となります。
太陽光発電の場合、20年間の固定買い取り制度(FIT)があるため、60才で購入すると80才までは添付のCF(57万円≒60万円)が期待できます。
実在する太陽光発電の実績を基に「自己資金」と「手取り」の関係をシミュレーションしてみます。
自己資金 |
0 |
300 |
600 |
1000 |
2000 |
売電収入 |
200 |
200 |
200 |
200 |
200 |
ローン(年) |
140 |
120 |
98 |
70 |
0 |
償却資産税 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
|
管理費用 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
手取り(万円) |
15 |
35 |
57 |
85 |
155 |
・償却資産税:1年目の目安、毎年安くなります
・管理費用:遠隔webシステム,緊急時対応,草刈り、保険を含む金額
アパートとの違いはキャピタルゲインの見込み薄である事。
仮に10年後に手放した場合、購入金額より高く売れる事は考えにくく、キャピタルゲインは期待できません。
うれしい事に最近は中古市場が賑わっていますので、多少の利益はあるかもしれません。
現在の太陽光パネルは30年持つと言われています(パワコンは15年前後)。
20年後の買い取り価格は低くなりますが、そのまま稼働し続ける戦略もあります。
|土地付きの太陽光発電
私のように土地付きで購入する方は、太陽光発電の物件紹介大手サイトで探すのが便利です。
買い取り価格「21円」の物件、アプラスが使える物件が紹介されています。
《早い者勝ち》太陽光発電物件
土地付き太陽光発電の投資物件検索サイト
ココでしか手に入らない物件多数掲載中!
|さいごに
必要とされる老後資金“2000万円”を現金で準備する事を考えず、お金に働いてもらう事を考えれば、老後のお金の心配は少なくなりますね。
・太陽光発電であれば600万円
・アパートであれば1000万円
この自己資金で毎年60万円の手取り収入が得られます。
応援お願いします。