一世帯の金融資産『2000万円超え』で過去最高!2割は資産ゼロ!!
2人以上の世帯での金融資産は 2024万円
ついに2000万円の大台に乗っかったようです。
<もくじ>
2人世帯の金融資産
「家計の金融行動に関する世論調査」2021年版によると
2人以上世帯の金融資産
平均1563万円(中央値450万円)
平均2024万円(中央値800万円)
金融資産を持つ家庭では2000万円を突破したようです。
単身世帯の金融資産
ちなみに、単身世帯はどうかというと
平均1062万円(中央値100万円)
金融資産保有者世帯に限りると
平均1614万円(中央値500万円)
2人世帯ではダブルインカムが含まれるでしょうから
1馬力では1600万円ほどの金融資産にとどまっています。
金融資産が上昇した理由
2021年の結果ですので、推測は簡単ですね。
多くが株式や債券などの価格上昇による資産効果で金融資産を増やしています。
2021年の日経平均は3万円を超え、NYダウは35600ドルを超えていました。
2022年5月9日現在の株価はどうかというと
日経平均 26600円
NYダウ 32500$
昨年と打って変わり、大幅にダウンしています。
そのため
金融資産『2000万円超え』は瞬間風速の数字になりそうです。
アメリカのインフレ抑制のための金融引き締め(大幅な利上げ)やロシアの侵攻、それに収束しない新型コロナの影響が今後経済に大きなインパクトをもたらします。
一方で
株価は今後は必ず暴落するとは断言はできません。
2020年のコロナショックからの大反発、そのような暴騰もあり得ますので。
それでも、順当に考えれば
2022年末
多くの家庭で金融資産はかなり少なくなっているのではないでしょうか。
注目すべき事!
2人世代の金融資産が2000万円を超える一方で
2割(22%)の世代で金融資産を持っていない事。
不動産などを所有している人もいるでしょうけど
多くは低賃金やローンの支払いのために、毎月ギリギリの生活を余儀なくされているのではないかと思います。
貯蓄しているのかな?
以前お話したように
2000万円は強制積立をすれば20年で作れます。
8.3万円/月(年間100万円)×20年
さらに毎月約8万円に加え、ボーナス(年間100)を強制貯蓄すれば、10年で2000万円を達成できます。
私の30年以上の苦い投資体験では、個人的に投資した株のトータルの損益はマイナスです。
そこからわかる事実ですが
単純に強制積立をしてた方が現在より資産は多くなっていたという事。
私がセミリタイアした2019年から労働環境ががらりと変わり
リモートワークが許される現在です。
住居費を見直し都心から引っ越したり、生命保険やスマホの契約を見直したりすれば、
毎月8万円くらいは自ずと作れるのはないでしょうか。
これだけは明確に言えます。
そのうち考えてみよう!
その方は、来年の今も同じ環境で過ごしています。
将来を憂う事になるまえに、一歩目を進みださないといけません。