はじめに
お金持ちに成る方法を探している方は、本多清六という人物をご存じの方も多いと思います。
日本の“バフェット”とも言われていますね。
明治から昭和にかけて造園家として活躍した方ですが、大学教授でもあります。
決してエリートコースを歩まれたわけではなく、苦労された方でもです。
「4分の1貯金法」で資産の基を築かれています。
給料の25%とボーナスを貯蓄する方法です。
貯蓄と投資、そして節約生活を実践し、40代で現在のお金で100億円ほどを作り上げたと言われています。
2000万円を作り上げる必要のある我々には模範となる先人です。
これが著書です☟
【もくじ】
基本的スタンスは?
本多清六氏が「4分の1貯金法」を実践したのは金利が高かった時代の話です。
現在の金利は大手銀行で”0.01%”、ネット銀行で”0.1%”です。
預金をしていても、複利効果は期待できません。
本多清六氏は貯蓄したお金を、鉄道や不動産(山)などへ投資し、莫大な財産を築きあげています。
しかし手法は同じです。
貯蓄(種銭)を作り
投資に充てる
このスタンスを貫かなければ、資産を増やすことは困難です。
一般には
貯蓄⇒投資⇒貯蓄⇒投資
この繰り返しが必要です。
彼の言葉を借りれば、
好景気は勤倹貯蓄、不景気は思い切った投資
を心がける事が重要です。
「逆イールド」が今年起きたことから、2年内に景気後退となるとみられています。
その時は積極的な投資ができるよう準備が必要ですね。
実際のシミュレーション
実際に貯蓄し投資した場合の複利効果について、数字で見てみましょう。
出来れば、給料の「4分の1貯金法」だけで貯蓄し投資資金を作りたいところですが、
現在の金利で貯蓄だけではお金は増えません。
そこで、「3割天引き法」を行う事とします。
(私は、最大4割天引き法を実践し、種銭を作りましたのでできます)
<モデル1>
月給手取りが30万円、年間の賞与手取りを50万円とします。
・給料:30万円の3割ですので月9万円の貯蓄(年間108万円)
・賞与:年2回が25万円(年間合計50万円)
・運用:年3%
年間に合計で158万円が貯蓄できます。
ここから複利で増やす必要があります。
ところで、
運用で年3%を達成するために、まず浮かぶのは高配当株ですね。
最新の高配当株はこれです。
https://minkabu.jp/financial_item_ranking/dividend_yield
ネット証券の松井証券はで9.5%以上あります。
もっと堅実に3%を狙うのであれば、信用金庫への出資する方法もあります。
私は「埼玉県信用金庫」に出資していますが、過去に減額はなく毎年3%の配当が振り込まれています(追記:2022年2023年はコロナの影響で2%でした)。
地元の信用金庫で同様な出資が可能でないか調べてみてはいかがでしょう。
(出資したお金は増減しませんが、複利効果は狙えません)
さて、シミュレーションしてみましょう。
年間158万円を3%で運用すると、
10年後は 212万円
年間158万円貯蓄を10年間継続すると
10年後は 2012万円
老後資金2000万円が達成できましたね。
<具体的な数字>
158万円を3%で運用した時の複利の効果
0年後 1,580,000
1年後 1,627,400
2年後 1,676,222
3年後 1,726,509
4年後 1,778,304
5年後 1,831,653
6年後 1,886,603
7年後 1,943,201
8年後 2,001,497
9年後 2,061,542
10年後 2,123,388
<モデル2>
ボーナスがない場合で数字を追ってみます。
毎月9万円を投資で運用3%の場合
10年後は 1257万円
15年後は 2000万円
を突破します。
金融庁で簡単にシミュレーションできますので、活用ください
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html
投資にあてる
3割貯蓄法を実践された方は、10年後や15年後には2000万円を作りあげています。
このまま、実施中の投資法を継続していく方法も1つ。
ここから、不労所得を得る方法は
・配当金
・不動産
のいずれかを考える時期となります。
株の配当金については先ほど説明した通りです。
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さいごに
本多清六氏の残した言葉から
金儲けは徐々に、堅実に、急がず、休まず
この精神で、お金持ちになりましょう。
はげみになります