はじめに
2018年9月の産業用太陽光発電(50kw)の売電収入の比較を公表します。
出先に移動中や電車の中で、スマホ片手にマーケット情報とにらめっこし、株価チェックで一喜一憂されているサラリーマンはいませんか？
かつての私はそうでした。
現在、関東（千葉県）と九州（宮崎県）で2基の太陽光発電を運用しています。
太陽光発電は、セミリタイアするための”不労所得”の１つとして投資しています。
関東周辺として「千葉」、日照時間が一番長いと言われている「宮崎」を選びました。
どちらが太陽光発電の投資に適した立地条件なのかブログで紹介しています。
普通のサラリーマンの私が”０”から勉強を始め、太陽光発電に投資しています。
所有する、稼働中の２基の太陽光発電の状況と投資実績（投資対象になるのか？）やメリット・デメリットのほか、実際に体験したトラブルとその対処についても紹介しています。
産業用太陽光発電の投資を検討される方の判断情報になることを期待しています。
追記：
2018年、2基ともに最終的にシミュレーションの95％の収益を達成しました。
2019年4月、太陽光発電の収益結果を確認でき、サラリーマンを卒業しました。
【記事の内容】
｜1年間の売電推定額
2基の太陽光発電の規模の比較です。
千葉の太陽光発電の方が規模は少し大きいです。
<売電単価>
千葉も宮崎 36円（税込38.88円）
<設置容量>
千葉 55kw
宮崎 41kw
<パネル枚数>
千葉 200枚
宮崎 156枚
<年間予想発電量>
千葉 68,332kwh
宮崎 53,044kwh
<年間売電収入見込み>
千葉 257万円
宮崎 206万円
｜売電収入実績
早速ですが、2018年９月の売電収入の比較です。
2018年の夏は猛暑となり暑くなりましたね。
一方、8月に続き9月も日本全国で異常気象となリました。
9月は数個の台風が日本を縦断し、各地に甚大な被害を与えました。
台風の通過前後の1週間は天候が崩れるため、雨や風や曇った日が多くなります。
そのため、残念な事に9月もほとんど晴天の日はありませんでした。
さて、結果ですが、
＜実績：2018年９月＞
千葉：159,000円（4,098kWh）（シミュレーション：5,423kWh）
宮崎：140,339円（3,617ｋＷｈ）（シミュレーション：4,932 kWh）
＜千葉＞
発電量：対シミュレーション75％（税込収入は16万円）
千葉の太陽光発電については、6月下旬に発生した電圧制御の問題が、東京電力側の設定変更の完了により不具合は解消されました。
今月は、上で説明した通り、台風直撃の問題が大きすぎました。
太陽光発電所がフル稼働する日はほとんどありませんでした。
＜宮崎＞
発電量：対シミュレーション73％（税込収入は14万円）
日照時間が日本で一番多いと言われている宮崎ですら、９月は台風の影響のため曇った日が多過ぎました。
2018年は異常気象の影響で、９月も台風が２～３個通過しました。また宮崎を直撃したため、太陽光発電の故障や破損はありませんでしたが、台風による停電を経験しました。
日本各地で断続的な停電が続きましたが、宮崎でも9月30日から5日間ほど発生しました。当然その間は晴天でも売電はできませんので、機会損失となります。
現在、販売会社を通じて保険会社と交渉中です。
保険では台風被害による太陽光発電設備の故障や破損は賄えます。修繕完了までの休業補償は保険の範囲となります。
今回は、発電所自体は私の物件を含め周辺の発電所も無事でしたが、台風により電線の破損等により停電となったケースのため、認めてくれるかはわかりません。是非、保険適用してもらいたいところです。
太陽光発電の設置場所について一言：
宮崎の太陽光発電は山中ではありませんが、民家は少ない場所です（近くに幼稚園はあります）。
当然土地代は街中より安くなりますが、太陽光発電の購入については、停電後の対処が早い町に近い場所を選ぶか、設備費用を抑えるために郊外の土地を選ぶかの選択が必要です。参考にしてください。
今回の経験から、山中は土地が安いものの
民家の多い場所を選択する方が台風の影響による停電問題は回避
できますので、民家近くの物件購入が良いかと思います。
今月は＜千葉＞も＜宮崎＞もシミュレーションの8割にも届かない残念な結果です。
購入前に理解したつもりですが、太陽光発電でよく言われるように、毎月の売電収入はシミュレーションに比べ、上下が激しい印象です。
全てがうまくいくことはないと気持ちを変え、翌月に期待したいと思います。
（追記：2018年は対シミュレーション95％を達成しました）
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｜セミナー
太陽光発電を購入するには情報源が必要ですよね。
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｜さいごに
①太陽光発電の運用状況はスマホで確認しています。
遠隔管理webシステムを使い、その日の発電量や売電収入をチェックしています。
異常を発見したら、直ぐに監理会社へ問い合わせをする事が所有者として必要です。
②購入時は保険に加入しましょう。
災害時の休業補償がカバーされますので、少々お金はかかりますが、無用な心配をしなくても良いです。
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