はじめに
2017年12月末、ようやく新築アパートを購入しました。
それから9カ月後に、県税事務所から不動産取得税60万円の請求書が届きました。
アパート購入時に不動産会社から教えてもらっていた金額でしたが、できれば税務署が忘れてくれたらと少しばかり期待していました。
が、当たり前ですが取れるものはしっかり取ります。
どれくらいの規模のアパートであるか、収益への影響などお話しします。
【もくじ】
|アパート購入にかかる税金
新築アパート(1K/6戸)を購入する場合に取られる税金は以下の3つです。
・印紙税(売買契約書など)
・登録免許税(所有権の移転登記費用)
・不動産取得税(不動産購入の税金)
この中で、登録免許税と不動産取得税の支払い金額は結構大きいです。
登録免許税(登記費用)は購入時費用のため、当初から費用として見積もられます。
一方、不動産取得税は忘れた頃に請求されるため、改めて金額にビックリします。
|不動産所得税とは?
新築アパートを購入した時にかかる1回限りの地方税です。
不動産所得税の計算は
固定資産税評価額×3%
です(固定資産税評価額は、行政職員が現地調査し評価額を決めます)。
固定資産税評価額は土地と建物別々に計算されるようです。
そのため
・土地の請求は9月(約20万円)
・建物については10月(約40万円)
に請求書が届きました。
(土地については33年3月まで税金は半分)
また、新築住宅の軽減措置(1200万円減額)が適応されれば、不動産取得税が0円にする事も可能です。
その条件ですが、戸建てや区分所有マンションで延べ床面積が50㎡以上、240㎡以下です。
部屋が1Kでは該当しませんでした。
支払いは「Pay easy」のため、ネットで銀行口座から無料で振り込み可能で手間はかかりません。
この「不動産取得税」は経費となりますので、忘れないようにしないといけません。
|1年目にかかる費用
不動産取得税以外にもアパート購入には費用はかかります。
実際の物件で金額を示しますので、諸費用として参考にして下さい。
購入物件 5,500万円(銀行融資3,500万円、家賃収入380万円)
<契約時>約150万円
・登記費用
・印紙代金
・事務手数料
・火災保険
・固定資産税
*不動産会社の所有物件では発生しませんが、通常、仲介手数料が別途約150万円ほどかかります)
<購入時(融資実行時)>約10万円
・銀行手数料(不動産担保管理手数料など)
<購入後>約60万円
・不動産取得税(9か月後)
<年間のコスト>約250万円
・固定資産税
・ローン返済
・所得税
・サブリース費用
|キャッシュフロー
気になるキャッシュフローです。
家賃収入380万円に対し、1年間にかかるコストは250万円ですので、約140万円のキャッシュフロー(CF)が得られる事がわかります。
ただし、購入後に不動産取得税(60万円)の支払いが発生したため、1年目のキャッシュは70万円くらいです。
翌年からは、140万円以上が手元に残ります。
不動産投資は期待する程、インカムゲインは多くない事がわかるかと思います。
一方、毎月家賃収入が間違いなく振り込まれる事で、会社員の給料感覚に近い安心感はありますのて、安定した収入を希望される方には向いた投資方法だと考えます。
|クワドラント移動
アパート購入の目的は、多くの人が経済的自由を手に入れるためだと思います。
現在、会社員からB/Iへ90%移動中です。
不動産投資を介しクワドラントを完全移動し、目標を達成したいと思います。
事業を考え、これからアパート購入を検討されるかた方は
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる
を一度読まれる事をお勧めします。
はげみになります