2020年に固定価格買い取り制度(FIT法)が改正され、まず規模の大きい太陽光発電をFITの対象から外すようです。
低圧太陽光発電への影響など考えてみました。
【もくじ】
低圧太陽光発電への影響
これまでは
太陽光発電の規模に関係なく、一律固定価格制が適応され、大手電力会社が買い取っていました。
2020年からは
自分で電力を買い取ってくれる電力会社を探す必要があります。
ただし、電力会社の買い取り価格が低すぎる場合、国がその差額を補填します。
2019年の買い取り価格は14円、2020年以降の買い取り価格はさらに安くなる予定です。
そこで、太陽光発電事業が成り立つように、買い取り価格に下限を設定し、事業者の利益は確保されます。
でも、
国が補填してくれても、新規で太陽光発電を建設すると、これまでよりは利益は少なくなりますね。
今回、大規模な太陽光発電についての対策です。
我々サラリーマンが投資する低圧太陽光発電についても、同様な規制が出てくるのはないかと懸念します。
また、
2018年の再生可能エネルギーの電力活用比率は17.4%でした。
2030年には24%にする目標を国は掲げています。
再生可能エネルギーの1つである太陽光発電の発電量は、2030年の目標に近づきつつあります。
風力発電、バイオマス、水力や地熱発電の比率が低いため、太陽光発電の建設は難しくなるかもしれませんね。
太陽光発電を購入予定であれば、なるべく早く投資したほうがよさそうです。
九州の発電所に朗報
既に九州に太陽光発電を購入されている方にはうれしい話です。
鹿児島県の川内原発1号機と2号機ですが、原発テロ対策が整わないため2020年3月に停止します。
電力を原子力に頼れなくなるため、原子力規制委員会が認める施設が完成するまで2020年以降、「出力抑制」はないでしょう。
さらに、政府が太陽光発電の適地である九州から、電力消費地(都市)への「連系線」を増強し、太陽光発電の電力を効率よく利用する事業に本腰を入れ始めました。
九州の太陽光発電への投資は追い風になりますね。
(出典:2019年6月14日 朝日新聞)
宮崎の発電状況の紹介
現在、宮崎に太陽光発電を一基稼働させています。
今年は、早々と5月末から梅雨入りした宮崎ですが、14日間の発電量を見てみましょう。
ほぼ毎日雨の中、頑張ってくれています。
発電量は2020kwhです(青丸の部分)。6月は昨年と同じくらいになりそうです。
私の太陽光発電の買い取り価格は36円です。
14日までの売り上げは78,000円くらいになります。
因みに、買い取り価格が14円であった場合は、30,500円でとなり半分以下になります。
買い取り価格が14円の場合、初期投資は36円の物件に比べ少なくなります。
購入後の売電収入を大きくしたい方は、買い取り価格のより高い物件の購入がお勧めです。
九州の太陽光発電はどれくらいある?
先ほど触れたように、九州は太陽光発電を行うには適地です。
そのため、太陽光発電への投資を検討された方の多くは、九州の物件を調査されています。
太陽光発電購入をご検討の方への参考までに紹介いたします。
太陽光発電販売サイト最大手のタイナビで、九州では33件が紹介されています。
利回り10%以上で買取価格32円が1件あります。
融資は信販が使え、オプション費用は除草シートだけですので、非常に良い条件だと思います。
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