はじめに
金融庁の報告書“老後資金2000万円が必要“が問題となっていますね。
65才以上の無職世帯では、年金に加えて毎月の赤字額が約5万円になると算出されています。
95才まで生きたとして、30年で約2000万円不足するという論法です。
そう簡単に2000万円の大金は準備できませんね。
600万円あれば、老後資金は解決出来ます。
太陽光発電の売電収入で生活できるようになり、早期退職した私からご提案させていただきます。
【もくじ】
年間60万円なら作れますよ
年金だけでは、毎月5万円が不足なんですね。
年間60万円あれば良いと言う事ですよね。
まず、添付の表を見てください。
自己資金の欄が600万円ほどあれば、毎年手元に残る現金(CF)が「57万円」になる事がわかりますね。
<年間CF (万円)>
自己資金 |
0 |
300 |
600 |
1000 |
2000 |
売電収入 |
200 |
200 |
200 |
200 |
200 |
ローン返済 (月額×12) |
140 |
120 |
98 |
70 |
0 |
償却資産税 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
|
土地(賃貸) |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
管理費用 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
CF(万円) |
15 |
35 |
57 |
85 |
155 |
・償却資産税:1年目目安です、毎年安くなります。
・所得税:サラリーマン収入との総所得で計算が必要ですので1例です。
・管理費用:遠隔webシステム,緊急時対応,草刈り、保険を含む金額です。
これは、稼働し実在している私の太陽光発電の実績を基に「自己資金」と「手元に残る現金(CF)」を比較した表です。
太陽光発電の投資モデルとして,実際にある2000万円(土地購入,利回り10%)を信販融資(金利2.2%、17年)を受けた場合のCFを示しています。
自己資金600万円を準備できれば、
太陽光発電は20年間の固定買い取り制度(FIT)があるため、65才で購入すると85才までは添付のCF(57万円)が期待できます。
85才から先はどうするの?
600万円あれば、太陽光発電で20年間は、毎年60万円を手にできる事はわかりました。
ところで平均寿命ですが、男性81才、女性87才です。
平均寿命で考えると、自己資金600万円で十分そうです。
“いや、私は100才まで長生きするんだ”
とおっしゃる方は、
・退職金を充当する
・太陽光発電の資金600万円以外に、定年後はアルバイトする
などの対策が必要となります。
言い忘れていましたが、太陽光発電は、20年以降は買い取り価格は低くはなりますが、売電は可能です。
そうです。太陽光発電の収入は継続されます。
また添付した表ですが、かなり厳しめに算出しています。
実際のCF(毎年手元に残るお金)は、
・「償却資産税(固定資産税)」は2年目以降は少なくなる
・「所得税」は経費を計上すると、税制上は赤字(見かけが赤字)になる
ため、サラリーマンとして支払った所得税が、毎年数十万円還付されます
(太陽光発電購入後、毎年還付金を頂いています)
そのため、表示のCFより多く残ります。
還付金を貯蓄に回すことも可能です。
金融機関の金利はいかほど
2019年6月現在の3つのカテゴリーの金融機関の金利を紹介します。
太陽光発電を購入する際には、少しでも金利の安い金融機関をさがしましょう。
変動しているので、一概には言えませんが参考にしてください。
①政策金融公庫 2.26%
②銀行 2.4%
③信販2.2~2.7%
金利は①→②→③の順で高くなる傾向がありますので,融資を受ける場合はこの順番で融資の可否を確認する事がセオリーとなります。
公庫ですが、私も挑戦しました。
融資を引くことは可能でした。ただし自宅を担保にする事が条件でしたので諦めました。
(55才以上になると、公庫で別枠の融資が受けられます)
銀行ですが,メガバンクは「法人向け」の太陽光発電の融資には積極的ですが、個人への融資は期待出来ません。
そのため,地元で融資物件(太陽光発電)の近くの地方銀行から融資を引ける可能性はあります。
信販については「アプラス」や「オリコ」などが有名ですが,サラリーマンであれば融資を受けることはさほど難しくありません。
融資実行はしませんでしたが,実際に融資の審査を受け、数日で承認決定の連絡を受けました(勤め先などの確認の電話があります)。
今後、金利の上昇が見込まれるため、融資を受ける方は早めが良いと考えます。
土地をお持ちの人
土地をお持ちの方は、直接「太陽光発電の建設会社」で設置費用から完成までのスケジュールを見積っていただけます。
先ほどの案内したCFは土地の購入代金まで含まれていますので、土地をお持ちであれば、600万円はいりません。
2018年に設置された10kW以上の案件のシステム費用の平均値をみると、28.6万円/kWです。
低圧(50kW)太陽光発電に当てはめると、建設費用はざっくり
50x28=1400万円
となります。
そのため、自己資金100万円~200万円でCFは年間60万円以上が期待できます。
かなり、ハードルが低くなりましたね。
NHKでも紹介された施行会社を紹介いたします。
土地付きの太陽光発電
私のように土地付きで購入する方は、物件紹介の大手サイトである「タイナビ」で希望の設置場所と利回り、費用を見比べて購入されてはいかがでしょうか?
<タイナビ>
宮崎県日南市北郷町で36円物件が1800万円、利回り10%、2019年6月完成など
36円の物件が4件紹介されています。
「36円」で検索してみてください。
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さいごに
老後資金2000万円を現金だけで準備する事を考えず、お金に働いてもらう(協力してもらう)事を考えれば、600万円ほどで老後資金は可能となり、ハードルはかなり低くなります。
今回、太陽光発電を使った自分年金の作り方をご紹介しました。